インド映画として初めて全米オープニング第9位にランクインした現代インドの恋愛青春劇『若さは向こう見ず』と無垢なる愛に問いかけるミュージカル・ラヴ・ストーリー『愛するがゆえに』、8月15日より渋谷シネクイント、9月12日よりキネカ大森にて公開!

最新のインド映画を毎年10本以上特集上映するIFFJ(インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン)にて好評を博した2作品が、いよいよこの夏、劇場公開となります。

『若さは向こう見ず(Yeh Jawaani Hai Deewani)』
提供:ダルマ・プロダクション、UTVモーション・ピクチャーズ
製作:カラン・ジョハール、ヒルー・ヤシュ・ジョハール

脚本・監督:アヤーン・ムケルジー

音楽:プリータム
主演:ランビール・カプール、ディーピカー・パードゥコーン、カルキ・コーチリン、アーディティヤ・ローイ・カプール
特別出演:マードゥリー・ディークシト
2013年/161分/ヒンディー語/スクリーン・アワード・主演女優賞、音楽賞、振付賞受賞

インド映画として初めて全米オープニング第9位にランクインし、2013年のインド興行収入第4位に輝いた現代インドの恋愛青春劇。
IFFJ2014では前売券発売早々に満席となり、大好評を博しました。
主演は、ボリウッドの名門カプール家出身で若手トップスター、ランビール・カプール(『バルフィ! 人生に唄えば』)と、『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』で鮮烈なボリウッド・デビューを果たし、”World’s Most Beautiful Women of 2015”(世界で最も美しい女性 2015)で第3位に選ばれた美神ディーピカー・パードゥコーン。
さらに、この夏『愛するがゆえに』が同時公開となる新進スター、アーディティヤ・ローイ・カプール、インド育ちのフランス人にして超個性派女優カルキ・コーチリン(『マルガリータで乾杯を!』)が競演。
製作は、シャー・ルク・カーンの盟友として『家族の四季 愛すれど遠く離れて』(2001)、『マイ・ネーム・イズ・ハーン』(2010)、そして若手スターの競演作『スチューデント・オブ・ザ・イヤー!』(2012)を監督した鬼才カラン・ジョハール。
脚本・監督は、経済成長を遂げた現代インドに登場したニート青年の成長物語を描く「Wake Up Sid(目覚めよ、シド)」(2009)で監督デビューを果たし注目を集めた若手の俊英アヤーン・ムケルジー。
音楽は、ボリウッドきってのヒットメーカーであるプリータム(『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』『バルフィ! 人生に唄えば』『チェイス!』)。彼は『バルフィ! 人生に唄えば』に続き、この作品でもスクリーン・アワード・ミュージック・ディレクター賞を受賞。
実力派シンガーを集めた珠玉のヒットナンバーも聴きごたえたっぷり!
ヒマラヤ展望地の高級リゾート・マナーリー、ラージャスターンの魅惑的な古都ウダイプル、そして華やかなパリというボリウッド映画ならではの広域なロケーションに加え、ゲストとして90年代の伝説的トップ女優、マードゥリー・ディークシトがカメオ出演しています。
ランビール・カプールとディーピカー・パードゥコーンという、実生活でもかつて恋人同士だった2人をあえてキャスティングすることで、現代インドの若者たちが抱く恋愛観にヴィヴィッドに対応した青春群像劇に仕立てられ大ヒットを記録した作品が、ついに劇場公開!

『若さは向こう見ず』予告編:https://www.youtube.com/watch?v=uSV5m061jAI

『愛するがゆえに(Aashiqui 2)』
提供:Tシリーズ、ヴィシェーシュ・フィルムズ

監督:モーヒト・スーリー/製作:マヘーシュ・バット、ブーシャン・クマール、クリシャン・クマール
音楽:ミトゥーン、アンキト・ティワーリー、ジート・ガングリー

主演:アーディティヤ・ローイ・カプール、シュラッダー・カプール
2013年/140分/フィルムフェア・アワード ミュージック・ディレクター賞&プレイバックシンガー賞受賞

1990年代にロマンティックな音楽映画として知られた伝説的ヒット作「Aashiqui(愛しき人)」(1990)のマヘーシュ・バット監督が、23年の時を経て、全く別の第2章としてプロデュースにまわった作品。
主演は、ディズニー・インディア社長を務める長兄を持つ新進スターのアーディティヤ・ローイ・カプール。『若さは向こう見ず』も同時公開され、ボリウッドの若手スターとして注目を集めること間違いなし。ヒロインは、ボリウッドの名バイプレーヤーとして名高いシャクティ・カプールの愛娘で、ディズニー・インディアが製作配給するダンス映画「ABCD2:Any Body Can Dance 2」(2015)にも抜擢されたシュラッダー・カプール。
この2人の初々しいカップリングで、音楽業界を舞台にしたラヴ・ストーリーが繰り広げられます。
製作は、問題作を次々と放って来た映画監督・製作者で、2014年に日本公開された『スチューデント・オブ・ザ・イヤー』(2012)のアーリヤー・バットの父、マヘーシュ・バットと、インドのトップ・エンターテインメント・ブランドである”Tシリーズ”のブーシャン・クマールが共同プロデュース。
監督は、長年、助監督・脚本家として経験を積み、「Awarapan(放浪者)」(2007)や「Ek Villain(ある悪役)」(2014)などリリカルな秀作を放っているモーヒト・スーリーが手がけ、ゴア、ムンバイに加え、ケープタウンでも海外ロケを行いゴージャスな映像に仕立て上げています。
音楽はミトゥーン、アンキト・ティワーリー、ジート・ガングリーの新進ミュージック・ディレクターを起用。
サントラ・アルバムも高い評価を受け、ボリウッド映画人が誇る映画賞、”フィルムフェア・アワード”で最優秀ミュージック・ディレクター賞を獲得しています。
透明感あふれるアリジート・スィンの歌声によるヒットナンバー「君だけが」や、アンキト・ティワーリー自身による「聴いてるかい?」は、日本の観客をも魅了する事でしょう。
アーディティヤ・ローイ・カプールはアルコール中毒の演技が真に迫り、シュラッダー・カプールの切ない魅力と相まって、インドでは若い観客を取り込むスマッシュヒットとなりました。

『愛するがゆえに』予告編:https://www.youtube.com/watch?v=5Ue261voQ8k

最新情報は、下記サイトでご確認下さい。

IFFJ公式ツイッター:https://twitter.com/IFFJapan

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa