今から30数年前、NASAが宇宙人との交流を夢見て“人間”を・・”地球“を・・深く知ってもらうための紹介映像を宇宙に向けて発信、その中には 当時大流行していたゲームの映像も送られた・・・ところが受信した宇宙人は、それを友好のメッセージではなく挑戦状ととってしまったから、さあ大変!パックマンにドンキーコング、ギャラガやスペースインベーターら懐かしのゲームキャラクターたちが地球を“ピコピコ“侵略しにやってくる? 攻撃ですべてをピクセル化してしまう“ヤツら”に立ち向かえるのは、当時のゲームチャンピオン=オタクだけ!? こんな奇想天外なアイディアが詰まった映画が誕生!

“ファミコンの日”を記念し、実際のゲームを忠実に再現したことが分かる、地球を救うために立ち上がったゲームオタクたちと、パックマンの戦闘シーンを解禁させていただきます。

今回解禁された映像は、ゲームキャラクターの侵略に対抗すべく集められた サム・ブレナー(アダム・サンドラー)、エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)、ラドロー・レイモンソフ(ジョシュ・ギャット)のオタクたち3人がパックマンと戦うシーンの一部始終。
ファイヤーブラスターことエディの「いくぞ!」という掛け声から始まる映像で、パックマンはマンハッタンの街を大暴走!次々に車と衝突し、車は横転、ピクセル化されていく・・・。ブレナーはパックマンの爆走ぶりに思わず「あんなに速かったか?!」と仲間たちに問いかける。その言葉にエディが「奴はゴーストより、
速い。うまく追いこめ!」と答える。さすがのパックマンも3対1では分が悪く、ついに囲まれてしまう。ジョシュが「やった!逃げ道ないぞ!」と喜びの声を上げるのも束の間・・・。パックマンが何かを食べて光り輝いた?!パックマンが逃げ込んだ場所にあったのは・・・なんと“パワーエサ”!これを食べると10秒間、パックマンは無敵になり、ゴーストとの立場が逆転してしまう。青く変色してしまったゴースト(MINI)たち。「おい、まずいぞ」と窮地に追い込まれたブレナー。ミシェル・モナハン演じるヴァン・パッテン中佐からは「逃げないと食べられる!!」との声が飛ぶ。無敵状態のパックマンとの危機せまる逆転チェイスが始まる!果たしてオタクたちの運命は・・・。

本映像でわかるのは、本作がいかに実際のゲームに忠実かということ。視聴効果スーパーバイザーを務めたマシュー・バトラーは「できる限り厳密にゲームを模倣することがとても重要だった」と語る。エディの言葉にあるとおり、実際のゲームでもパックマンはモンスターよりも少し速く進む。キャラクターたちの動きや、お互いと接した時の反応も昔のゲーム通りにすることが極めて重要と考え、このシーンではパックマンが基盤の目のようなマンハッタンの街中を爆走する際に口をパクパクする頻度や移動するスピードも忠実に再現している。

そして、本日7月15日(水)は“ファミコンの日”!1983年に任天堂から家庭用ゲーム機、ファミリーコンピュータが発売された日だ。32年前にファミリーコンピュータ本体と同時発売されたソフトはドンキーコング。本作ではストーリ−の鍵を握っているとか。ドンキーコングの大暴れにも期待は高まるばかりだ!
日本で生まれたゲームキャラクターたちが大暴れする、映画『ピクセル』は、7月24日より全米公開、日本では9月12日から、3D&2Dで公開となる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa