あと13分演説を続けていれば、ヒトラーは殺され、世界は変わった—
暗殺者の正体は、ただの平凡な家具職人だった。
動機は? 黒幕は? なぜヒトラーは彼を生かし続けドイツ国家は真実を封印したのか?
今、明かされる<普通の男>の生きざまに魂が震える感動実話

GAGA配給により、邦題を『ヒトラー暗殺、13分の誤算』として10月、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次公開が決定! あわせてポスタービジュアルが解禁となりました。

1939年11月8日、ミュンヘンのビアホールで恒例の記念演説を行っていたヒトラーは、いつもより早く切り上げた。その直後、ホールに仕掛けられていた時限爆弾が爆発、ヒトラーが退席して13分後のことだった。
その日のヒトラーの予定を徹底的に調べあげた計画は緻密かつ大胆、時限装置付の爆弾は精密かつ確実だった。ゲシュタポ(秘密警察)の推理は単独犯はありえない、イギリスの諜報員の仕業だと睨んだが、逮捕されたのは、ゲオルク・エルザー36歳、スパイどころか田舎に住むただの家具職人の単独犯行だとわかった。にわかには信じられない彼の供述—それを知ったヒトラーは、決行日までの彼の人生を徹底的に調べるよう命じる・・・。
ヒトラー暗殺という衝撃的な題材を繊細かつ力強く描きだしたのは、『ヒトラー 〜最期の12日間〜』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。ライフワークとしてナチスを描くと明言しており、本作でも歴史の知られざる一面を解き明かす。

また今回解禁されたポスタービジュアルに配された「ヒトラーが最も恐れた暗殺者は、平凡な家具職人だった」というコピーが意味する通り、ヒトラーは、自分の死の直前までゲオルク・エルザーを生かし続け、ドイツ国家は長らく彼の存在を封印してきた。その裏側には一体何が隠されていたのか? その真実を見届けた時、魂の震えを抑えられない衝撃と感動の実話がついに日本上陸となる!

10月、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次公開

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執筆者

Yasuhiro Togawa