東宝東和が配給いたします、M・ナイト・シャマラン監督・脚本最新作にしてシャマラン史上最高のスリラー、『ヴィジット』が、10月23日(金)より公開となります。

この度、本作の初映像素材となります予告編と場面写真を解禁。

予告編
https://youtu.be/IRNGswSDmbI

『シックス・センス』の衝撃のどんでん返しによって、世界を恐怖と感動の渦に巻き込んだM・ナイト・シャマラン監督。その後、『アンブレイカブル』、『サイン』、『ヴィレッジ』で、「予測不能なストーリー」と「驚愕のクライマックス」を描き続けた天才ストーリーテラーが、本作で『ハプニング』以来7年ぶりに自身のルーツである“スリラー映画”へと原点回帰。『パラノーマル・アクティビティ』や『インシディアス』などの大ヒットホラーシリーズをプロデュースしたジェイソン・ブラムとの初タッグを組み、今まで以上に不気味な雰囲気に包まれた世界観を表現しました。
あらゆるところに張り巡らされた伏線の数々、そしてシャマラン史上最大の驚きが待つ結末に、ご覚悟ください。

休暇を利用し、祖父母の家に訪問(ヴィジット)した姉弟の姿が映し出される映像の冒頭。優しい祖父母の歓迎を受け、楽しい帰省のはじまりに笑顔を見せる2人でしたが、この家には3つの奇妙な約束がありました。第一の約束「楽しい時間を過ごすこと」、第二の約束「好きなものは遠慮なく食べること」、第三の約束「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」。
夜9時半を過ぎ、異様な気配を感じて目が覚めた2人が約束を破って開いた扉の向こうに微かに見えたのは、常軌を逸した行動をとる人間の後ろ姿だった——。その日から和やかだった家の雰囲気は一変し、不可解な行動をとり始める祖母、何かを隠している様子の祖父、そして次々に起こる異様な出来事に、恐怖を感じる姉弟たち。映像の最後にはシャマラン監督から「あなたは既にダマされている」というコメントが届けられ、約束を破った2人に待ち受ける恐怖と、シャマラン監督の真骨頂である衝撃の展開を期待させる映像となっております。

本映像のナレーションを務めているのは、人気声優の保志総一朗さん。アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」(キラ・ヤマト役)、「戦国BASARA」(真田幸村役)、「ひぐらしのなく頃に」(前原圭一役)など、これまでにも様々なキャラクターを演じてきた保志さんが今回のナレーションで初挑戦したのはこれまでにないギャップを出す事。
冒頭では「おばあちゃんの家には、3つの約束があった」と明るい声で話す保志さんですが、映像の最後では、今までに聞いたことのない低音の鬼気迫る声でタイトルを読み上げており、映画の内容を暗示させる仕上がりになっています。
今回のナレーションについて保志さんは「登場人物の気持ちと、第三者的なナレーションという側面との中間を意識してやりました。いつもはキャラクターになりきるため、どうしても気持ちが強く入ってしまいますが、気持ちを混ぜつつ、語るというのが難しかったです。元々、このジャンル向きの声ではないので、タイトル読みで見せたギャップはとても大変でした。予告編のインパクトある映像と相まってお客さんの好奇心をくすぐるような見え方になったら良いなと思います。」と説明。
さらに、「怖い映画は得意な方ではありませんが、本作の予告は見ていくうちに惹き込まれていく仕上がりになっていました。映画の中身をどれだけ面白く伝えられるかという部分が予告編の醍醐味だと思うのですが、日常の和やかな雰囲気から後半にかけてのギャップがすごく印象的で、ナレーションをしながらも内容がかなり気になりました。」と、映画への期待を寄せています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa