フランスで4週連続興行成績第1位の大ヒットを記録!有名小説をモチーフに現実世界と混同するパン屋が巻き起こす官能的でユーモラスな新感覚なドラマ『ボヴァリー夫人とパン屋』(7/11㈯、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショーとなります。

ノルマンディーの美しい村。ボヴァリー夫人は、マルタンの作るやさしくて芳醇な香りのパンを愛し、マルタンは小説さながらの“彼女の恋”を覗き見するー。

この度公開された映像は、手ほどきを受けながらパンの生地をこねる美女がただパン生地をこねるだけなのになんだかエロい。パン屋店主マルタンのアドバイスを受ける中、「この部屋暑いわね」と言って服を脱ぎだし、また生地をこねる。
マルタンは思わず息をのみその光景に見とれる。“パンをこねる”ただそれだけのことをここまで“官能的”に見せる映画がこれまであっただろうか!?

主演のパン屋の店主マルタンを務めるのは『屋根裏部屋のマリアたち』などフランスの名優ファブリス・ルキーニ、パンをこねるボヴァリー夫人は元ボンドガールで『アンコール!!』などのジェマ・アータートン。
フローベールの傑作小説『ボヴァリー夫人』と、偶然にも同じ名前を持つボヴァリー夫人が隣に引っ越してきたことで、マルタンにとって退屈だった日常が刺激的なものへと変わって行く様をちょっぴりユーモラスに、そして官能的に描いている本作。官能の象徴のボヴァリー夫人が迎える衝撃的なラストにもぜひ期待して頂きたい。

パンをこねるシーン+予告編
http://youtu.be/DXffYte-1iA

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執筆者

Yasuhiro Togawa