史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに公開<12月18日(金)>。
この度、世界的にも知名度が高く、国の重要無形民俗文化財でもある「青森ねぶた祭」の前夜祭セレモニーに<スター・ウォーズのねぶた>の登場が決定。4つのねぶたのうち3つのデザインも解禁となった。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開となる2015年“STAR WARS YEAR”の盛り上がりは、2月に北海道で開催された[第66回さっぽろ雪まつり]の『雪のスター・ウォーズ大雪像』、4月には、最高“6時間待ち”という現象も生み出した『スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。』(東京から順次全国開催)、5月4日:六本木に様々なアーティストが集結し“スター・ウォーズの日”を祝った『“STAR WARS DAY” TOKYO』、6月:世界初の公式アートとして新キャラクターBB-8も描かれる青森県田舎館村の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』田んぼアート、と、12月の映画公開前にして急速にその熱気は日本各地へ広まっている。

老若男女を巻き込んだ“スター・ウォーズ現象”の中、次に「スター・ウォーズ」を盛り上げるのは日本の火まつりとして有名な「青森ねぶた祭」。国の重要無形民俗文化財でもあるこの祭りは、歴史上の人物や神仏、近年ではNHK大河ドラマをモチーフにした<ねぶた>が登場する事もあるが、映画作品の登場人物やキャラクターが<ねぶた>として、これほどまでに精緻に制作されるのは史上初の試み。

今回、8/1(土)特設会場で行われる前夜祭セレモニーに登場する<スター・ウォーズねぶた>は、ルーカスフィルムが監修し、ねぶた師(ねぶたを作る制作者)が立体的にデザインした計4つの<ねぶた>。C-3POとR2-D2が描かれた[ドロイドねぶた]、ルーク・スカイウォーカーやヨーダが描かれた[ジェダイねぶた]、ダース・ベイダーやダース・モールが描かれた[シスねぶた]、そして今回シークレットとされ、前夜祭当日発表される4つ目の<ねぶた>には、最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のキャラクターが描かれるのではないかと期待されている。この<スター・ウォーズねぶた>は、前夜祭セレモニーで一般にお披露目された後、8月2日(日)から7日(金)までの「青森ねぶた祭」開催期間中、ねぶたの家「ワ・ラッセ」にて特別に展示される。詳細は後日、「ワ・ラッセ」ホームページ(http://www.nebuta.jp/warasse/)で発表。

既に【スター・ウォーズ現象】はとどまることしらず、いまや“映画”という枠を越え、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶ世界最大のイベントと目される本作。新たなる3部作の幕開けとなる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の動きに日本、そして世界が注目している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa