人類滅亡の危機を前に、アイアンマンこと〝戦う実業家トニー・スターク“を始めとする“最強チーム”アベンジャーズの愛のための闘いを描いた、魂を揺さぶる感動のアクション巨編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。世界的大ヒット中の本作は、『アナと雪の女王』、『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』を超えて全世界興行収入が歴代記録5位にランクイン、いまだ勢いの止まらない本作の記録更新に注目が集まっている。

今回映画公開を記念して、本作の前日譚となるオリジナルストーリーのマンガ化が決定!アイアンマンことトニー・スタークが何故ウルトロン・プロジェクトを計画したのか?その理由が全世界で唯一、日本のマンガで明かされる。

本作は、アイアンマンが人類平和の為に開発した究極の人工知能<ウルトロン>の暴走によって人類滅亡の危機に追いやられてしまうという展開。“トニー・スタークは何故ウルトロン・プロジェクトを計画したのか?”映画で最も重要となってくる部分を今回マーベル・スタジオ公認のもと、世界的なマンガ文化を誇る日本で、マンガ版として新たに描き出すという夢のコラボレーションが実現した。マンガ版では、恋人:ペッパー・ポッツが世界初登場の新たなる敵に狙われ、愛するペッパーの為にアイアンマンが戦うという展開。また、ウルトロンが生み出されるきっかけも明かされ、映画公開前に是非予習しておきたい内容になっている。

全世界が注目するこのマンガを手掛けたのは2012年「別冊少年マガジン」連載の『イクシオン
サーガ』の小宮山優作。マーベルファンであり、またアイアンマンが大好きという小宮山先生が今回一番難しかった作業がアイアンマンスーツの作画だったそうで「構造が複雑なので、どの部分がどのくらいまで可動できるのかを考えながら描くのが大変でした。」と苦労を明かした。またマンガ文化の違いを感じることもあったそうで、「アメリカではとにかく派手でアクションが多めのものが求められ、日本では心情の変化といった繊細なものが求められていたように感じます。」と語り、今回細かな心情表現が求められるエピソードなだけに、日本とマーベルの見事なコラボレーションに高い期待がされる。

今回のようなマーベルと日本の出版社との共同企画はアジア圏においては初の試み。本家マーベルの国際開発&ブランド・マネージメント部門バイスプレジデントC.B.セブルスキーは「小宮山先生と講談社が生み出した作品にとても興奮しています。間の取り方、会話、アクション、キャラクター設定など、すべてがリズムに乗っていて、マーベル神話に加わる話としてぴったりです」と大絶賛。また、「この話のコアな部分を大変気に入っています。ヒーローたちの人間味あふれる側面をうまく描写しており、この作品はトニー・スタークとペッパー・ポッツの同僚、そして恋人としての関係の中核を探っています」と語り、7/4公開の最新作への重要な部分を担っているマンガとなっているようだ。是非お見逃しなく!
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン エピソード0』は、「週刊少年マガジン」31号(本日発売)にて掲載!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa