2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人間や社会の暗部を深く捉え、予測不可能で巧妙なストーリー展開と魅力的で演技巧者なキャストが揃い踏みしたことで、視聴者から圧倒的な支持を受けた「アンフェア」。2007年3月には劇場版『アンフェア the movie』が公開、2011年9月『アンフェアthe answer』が興行収入23.4億円を超える大ヒットを記録。
事件は解決したものの、雪平が追う謎は残されたままだった—。あれから4年、続編を望む声に後押しされ、ついに!シリーズ完結編となる、映画『アンフェア the end』の公開が決定。劇場版第三弾となる本作はタイトルに「the end」とある通り、10年に及ぶ謎のすべてを明らかにし、遂に「アンフェア」シリーズは「終焉」を迎えます!!
この度、『アンフェア the end』の主題歌を三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが担当する事か決まりました。「アンフェア」シリーズの主題歌を男性アーティストが担当する事は初めて、また、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが映画主題歌を担当するのは初めての事となります!!
楽曲のタイトルは「Unfair World」(今秋発売予定)。映画のために書き下ろされた本楽曲はまさにタイトル通り、「アンフェア」シリーズの最期を飾る『アンフェア the end』の世界観にぴったりの楽曲となっています。

下記、コメントとなります。 ※敬称略

●篠原涼子
切ない歌詞とメロディーが今回の『アンフェア the end』の世界観にピッタリで、まるで雪平に向けて歌われているようで、初めて聴いたときに鳥肌がたちました。いま最も勢いのある三代目J Soul Brothersさんに唄って頂き、タイトルもズバリ「Unfair World」ということで、感激しています。これまで「アンフェア」シリーズは女性アーティストが主題歌を担当してくださっていたので、雪平の心情を唄った楽曲が多かったですが、今回は、男性から見た「雪平夏見」像が描かれているので、守られているような気持ちになりました。映画を観た後にこの楽曲を聴くと、歌詞の世界観が、より深く味わえると思うので、映画のエンドロールでこの曲が流れるのが今からとても楽しみです。いつかカラオケでも唄ってみたいです(笑)

●稲田秀樹プロデューサー
これまで「アンフェア」の主題歌はすべて女性ヴォーカリストが歌ってきました。しかし、シリーズ最期の『the end』にあたってはアンフェアらしいサプライズ感を含めて、今まで雪平を通り過ぎていった男たちからのメッセージソングにしたいと考えました。そこで、今作のテーマである「悲恋」を表現できる男性アーティストを考えたところ、今をときめく三代目J Soul Brothersさんに行き着きました。Unfair Worldと名づけられたその楽曲は10年にもわたるアンフェアシリーズのラストを飾るのにふさわしいものでした。『the end』の大きな役どころを担う、兄貴分のAKIRAさんも出演されているので、曲と共に“アンフェア”に新たな世界観が生まれることを期待しています。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53544

執筆者

Yasuhiro Togawa