高野山開創1200年という記念の年に、お坊さんが主人公の映画が誕生した!製作は『ALWAYS 三丁目夕日』のスタッフ陣。糸井重里氏が編集長を務める「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載されており、一日140万PVを超える人気連載だった原作の著者は、24歳の若さで愛媛県今治市にある四国八十八ヶ所霊場五十七番札所の栄福寺住職になった白川密成さん。「コメディドラマを観るように読んで欲しい」との思いで書かれた白川さんの体験記の中には、身近なのにあまり知ることのないお坊さん生活の様々な興味深いエピソードに溢れている。お坊さんだって、普通の人間。時には悩んで、人生につまづいて、、、知られざる「坊さんワールド」は、笑って泣けて、そして心癒されるエンタテイメント作品になっている。この度、これまで未解禁となっていた、キャストと共に、ポスターと予告が解禁!

■主演 伊藤淳史さん 
「この映画は、当たり前の様に繰り返される毎日を描いた作品で、その中で起こる、喜びや悲しみに、生を感じさせてくれる、心温まるストーリーだと思います。お坊さんの役を演じさせて頂き、お寺の世界の厳しさや、美しさを、身をもって感じる事が出来ました。共演者やスタッフの皆様と、今治の空気を感じながら、楽しく撮影に臨む事が出来ました。ロケーションもとても美しいので、是非劇場でご覧下さい。」

■原作者 白川密成さん
「僕が原作の中で伝えたかったことは、もしかしたら、ただひとつ。「そこに坊さんがいること」。ただの青年がある日、「坊さん」になって見たシーンは、「ねぇ、こんなことが、あったんだよ」と誰かに話したくなる日々でした。そのひとりが、あなただったら、なんだかうれしいです。もし、この映画をみた人が、誰かの声を久しぶりに聞きたくなったとしたら、それだけで、ありがたいです。」

■主題歌 吉田山田さん
「率直にこの書き下ろしの話をいただいた時、とても嬉しかったです。通り過ぎてしまえば懐かしく、どこか愛しい「思春期」も、当時は欲求不満と不安と迷いにまみれていました。そんな気持ちを久しぶりに感じさせてもらえて、この曲を作らせてもらえて、とても光栄です。「Today,Tonight」は僕らにとっても大切な曲になりました。」

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53903

執筆者

Yasuhiro Togawa