映画史を変えた世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』以来、世界中に驚きと感動を贈り届けてきたディズニー/ピクサー。そのピクサー長編アニメーションの20周年を記念して贈る待望の最新作『インサイド・ヘッド』が、6月19日(金)に全米 3,946 館で公開し、公開 3 日間の興行収入が 90,440,271 ドルという爆発的な大ヒットスタートを記録しました(BOXOFFICEMOJO 調べ/6/22 現在)。原作/原案/シリーズ作品ひしめく映画作品において、“完全オリジナルの映画”でここまでの動員は実写作品の『アバター』以来。これまで 1 位だった『アバター』の 7,700万ドルを大きく引き離し、“完全オリジナル映画”の全米オープニング歴代 No.1 の記録を塗り替えました。また、続編を除く、ディズニー/ピクサー・アニメーション映画でも歴代 No.1(続編を除く)となるオープニング成績。続編を含むディズニー/ピクサーの全タイトルでも、『モンスターズ・インク』の続編として日本で 89 億円を超える大ヒットを記録した『モンスターズ・ユニバーシティ』を上回り、世界中で大ヒットを記録したシリーズ3作目の『トイ・ストーリー3』に次ぐ2位にランクイン。ディズニー・アニメーションとしても、大旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』の 6,700万ドル、『ベイマックス』の 5,600 万ドル(ともにオープニング3日間の成績)を遥に凌ぐ成績となりました。

全米で公開されるアニメーション映画ではファミリー層がその大部分を占めることが多いながら、本作はファミリー層はもちろん、17 歳以上の観客が 51%を占め、老若男女をまんべんなく集め、総じて高い評価を出していることが成績に反映されています。既に映画を見た全米のマスコミからは、「「『トイ・ストーリー3』を超えて、ピクサーの最高傑作!誰もが共感せずにいられない、最も心に残る感動的な映画だ!」(Joblo)、「ピクサー新時代の幕開け!」(Twitch Film)と、ピクサーの最高作品としての評価と、独創的なアイデアの先にある確かなエンターテイメント性に賛辞を贈られ、「この夏一番の、テーマパークのような楽しさに溢れるエンターテイメント!」(Hollywood Reporter)と、無限に広がる頭の中の世界で繰り広げる楽しさを称えられている。全米批評家サイト“Rotten Tomatoes のトップ批評家による評価では、異例の 100%〜98%というフレッシュの高評価を維持、多くの絶賛評が飛び交っている。アニメーションという枠をも超えた『インサイド・ヘッド』は7月18日(土)より全国公開となります。ぜひご期待下さい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa