8月15日に公開するドイツとフランス合作映画「ふたつの名前を持つ少年」が文部科学省特別選定作品となったことが発表された。

「ふたつの名前を持つ少年」はナチスドイツの手から逃れた8歳のユダヤ人の少年が、スルリックというユダヤ名を捨て、ポーランド人孤児ユレクとして、たった一人で森に潜み、食べ物を求めて農村を渡り歩きながら3年もの月日を生き抜いた実話を基にした感動作。

この作品が「教育上の価値が高い」として、青年向き、成人向きの対象で、「文部科学省特別選定」に決定。文部科学省では、教育上価値が高く、学校教育又は社会教育に広く利用されることが適当と認められるものを選定し映像作品等の審査を行っている。過去の特選作品は、「くちびるの歌を」「舟を編む」「リンカーン」などがある。

戦後70年の節目の年に大人から子供までが見るべき映画としての、お墨付きをいただいた「ふたつの名前を持つ少年」は、8月15日全国順次ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa