1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュベリによる永遠の名作「星の王子さま」が、70年以上の時を経て初めてアニメーションとして映画化!詩的で美しい「星の王子さま」の物語をそのままに、さらにその後の物語として現代を生きるひとりの女の子を主人公として登場させることで、誰もが楽しめるエンターテイメント作品に昇華させました。本年度カンヌ国際映画祭でも大絶賛された本作は、日本で11月21日、全国ロードショー(2D/3D)致します。

これまで鈴木梨央さん、瀬戸朝香さん、津川雅彦さんの参加が発表され注目を集めている日本語吹替版。様々な個性的なキャラクターが登場する本作ですが、その中でも、もっとも空気が読めない可笑しな勘違い男<うぬぼれ男>役に、アニメーション映画の声優初挑戦のビビる大木さんが決定いたしました! <うぬぼれ男>は、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる、変わった大人の象徴。帽子をとってお辞儀をするために帽子を被るような間抜けな男。それでもいつもニコニコ、楽しげで憎めないキャラクターです。起用理由についてワーナー映画は「そんな可笑しなキャラクターですから、声を吹き込む方は楽しい人気者であってほしいと願い、バラエティ番組を中心にあらゆる世代から人気を集め、大河ドラマ等で演技力を実証するビビる大木さんにオファーさせていただきました。」と語っています。トレードマークが蝶ネクタイという共通点もあり、声優初挑戦ながらも自身を投影させて演じきっているビビる大木さんに、是非注目ください。

ビビる大木さんコメント

日本だけではなく世界中で知られている本の映画化、初の声優ということで、ついにドデカイビッグビジネスがきたな!と思いました(笑)。うぬぼれ男は、笑いながら話すというとてもクセのある役どころで、アフレコでは苦労しましたが、愛嬌のあるキャラクターになったのではないかなとうぬぼれています(笑)。
大人が観ても、「はっ」とさせられるセリフがたくさんちりばめられている作品です。是非劇場に足をお運びください!

演じるうぬぼれ男 とは…?
ほめられたくて仕方ない。ほめられることが最高の幸せ。誰かが拍手をすると、自分に対しての賛辞だと勘違いして優越に浸る可笑しな男。

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執筆者

Yasuhiro Togawa