前2作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。ついに突入する最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命を2部構成で描き出す。今世紀最強のSFアクション超大作シリーズ激動のクライマックスの火蓋を切る『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は、日本で初日3日間の興収対比で前作超えのスタートを切った。この度、遂に政府軍と反乱軍の全面戦争が描かれる完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』で政府の圧政にさらされてきた若者や庶民をカットニス率いる反乱軍が集結させるストーリーさながらに日本を含む世界18カ国で「集結せよ」と一斉に呼びかけられた。

この3本指サインキャンペーンは、新宿のユニカビジョンをはじめ、ニューヨークのタイムズスクエアやロンドンのウエストフィールドセンター、ミラノのサンロレンツォの円柱、モスクワのノーヴィ・アルバート通りなど世界18カ国で6月17日(水)一斉に「集結せよ」と書かれたビジュアルが掲出された。メインで描かれるのは、人差し指・中指・薬指の3本指を掲げるサイン。このサインは、劇中でジェニファー・ローレンス扮するカットニスの出身地区固有のもので、もともと感謝や敬意、愛する人への別れを表すものだった。1作目で描かれたハンガー・ゲームで、最年少プレイヤーのルーを弔った際にカットニスがこのサインを中継カメラに向かってしたことから、いつしか革命のサインとして民衆の間に広がっていった。

大ヒット公開中の『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』では、民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=マネシカケスとして奮い立ったカットニスに対し、政府が仕掛けた爆撃の犠牲者が革命のサインとして三本指を掲げ、革命の炎が燃え広がって行くシーンも描かれている。しかし、このサインは影響力が強すぎて、昨年、ワシントンポストなどは、タイの市民がデモを行う際、軍部クーデターに反対するシンボルとして3本指を立てたと報道した。デモ隊約100人が「ハンガー・ゲーム」を真似し、一斉に3本指を立てたといい、劇中の独裁への抵抗と同じ意味に使われたこのジェスチャーは、SNSを通じて急速に拡散したという。
このように実際に革命が起きるほど影響力の大きい本シリーズ。ますまストーリーの行方から目が離せない!

ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』本編映像
https://www.youtube.com/watch?v=-jYRXFLJZz0

『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』大ヒット公開中
『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』 11月20日全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa