竹野内豊の主演最新作となる映画『at Home アットホーム』が8月22日(土)より、全国ロードショーとなります。

本作は、家族に傷つき、家族に救われた者たちの物語。
アラフォー人気独身俳優の竹野内だが、役柄としてはもう何度も“父親”を演じている。これまでにもCX「できちゃった結婚」、EX「家族〜妻の不在・夫の存在〜」や、映画『あの空をおぼえている』で普通に父親役を演じてきているが、なんと今回は普通の父さんではなく、子供たちは自らが盗んできた、空き巣を生業とする泥棒の“父さん”を演じている。
昨年10月に行われた京都国際映画祭での舞台挨拶において、長女役の黒島結菜は「竹野内さんは現場で気を遣わずに話しかけてくれるので、本当にお父さんという感じです」と話し、次男役の池田優斗とはよく遊び相手になってあげていたというエピソードも披露された。まさに父親の顔を見せている。

本日21日(日)は父の日で、父のことを、そして家族のことを考える日。しかし連日のように家族内でのトラブルや殺傷事件が報道されている。常識や既成概念にとらわれがちな時代ではあるが、血がつながっていれば家族なのか?一緒にいれば家族なのか?何をもって家族というのか?
竹野内は「観終わったあとに、改めて家族って何だろうって感じてほしい」と舞台挨拶で語った。もしかしたら、この映画にその答えがあるのかもしれない。ぜひ劇場で確かめてほしい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa