この度、映画美学校では「演劇・映画を横断し活躍する俳優育成ワークショップ〜演技を通じたクリエイター創出を目的とする〜」を9/2(水)に開講いたします。

若手注目株の演出家・鎌田順也(劇団ナカゴー)演出による終了公演、映画『今日、恋をはじめます』の古澤健の短編映画出演など、演劇、映画の第一線で活躍する俳優・監督・演出家のもと、基礎から実践まで半年間の濃密なカリキュラムをご用意。

受講料も大幅値下げでさらに通いやすくなりました。
俳優として様々な現場で活躍できる応用力を習得するプログラムとなっております。

【オープンスクール】
6/21(日)13:00〜 <体験レッスン>松井周(俳優・演出家)「なじむ」(定員10名)
    16:00〜 <トークショー>修了生 出演映画上映+トーク「Map to the ACTORS!-1-」
    19:00〜 <体験レッスン>山内健司(俳優)「他者への問い・弔い・訪い」(定員10名)

7/19(日)10:00〜 <体験レッスン>近藤強(俳優)「動く、俳優 〜ビューポイントって?〜」(定員10名)
    14:00〜 <トークショー>修了生 出演作品上映+トーク「Map to the ACTORS!-2-」
    17:00〜 <体験レッスン>深田晃司(映画監督)「動く、俳優 〜 創る、俳優 〜」(定員10名)

<体験レッスン>
松井周(俳優・演出家)担当:「なじむ」
環境に、せりふに、時間に、演出家(監督)の言葉に「なじむ」ところから、演技における自分の武器や弱点を見つけていくという作業を俳優にも とめています。そのさわりを体験していただけたらと思います。

山内健司(俳優)担当:「他者への問い・弔い・訪い」
演技とは他者への「問い」そのものではないでしょうか。この役はどんな人なんだろう、どうしてなんだろう、何なんだろう、という「問い」は 「答え」を定めることが目的ではなく、尽きることのない他者への「訪い(とい)」「弔い(とい)」ではないでしょうか。

近藤強(俳優)担当:「動く、俳優 〜ビューポイントって?〜」
ビュー ポイントは、米国人演出家アン・ボガートがモダンダンスの即興テクニックを俳優向けに改良したムーブメント/アクティングの考え方です。俳優 /演出家で演 技の言葉を共有して創作にオープンに関わること、外部からの刺激(空間/俳優/台詞等)に反応することにフォーカスします。

深田晃司(映画監督)担当:「動く、俳優 〜 創る、俳優 〜」
素人ではない、優れた俳優にしかできないこと、それは俳優自身が作品を主体的に解釈し考えることのできる被写体になることです。このプログラ ムでは、参加者自身が創り演じ撮影することで、身体とカメラの撮る/撮られる関係性を再確認していきます。

【募集ガイダンス】
7/4(土)16:00〜 登壇:山内健司氏(俳優) 深田晃司氏(映画監督)
    17:30〜 アクターズ・コース1期生出演『イヌミチ』(監督:万田邦敏)上映 
 ※当日は出演者のトーク&質疑応答があります。

※講義の詳細は映画美学校アクターズ・コースWebサイトをご覧ください。
 http://www.eigabigakkou.com/course/actors/outline/ 
※すべて入場無料。<体験レッスン>は定員予約制です。

講師:
古澤健(映画監督『Another』『今日、恋を始めます』『クローバー』)
近藤強(俳優/青年団) 、兵藤公美(俳優/青年団) 
古舘寛治(俳優/青年団)、 山内健司(俳優/青年団) 
平田オリザ(劇作家・演出家/青年団主宰)、 松井周(演出家/サンプル主宰) 
鎌田順也(劇作家・演出家/劇団ナカゴー)
鈴木卓爾(俳優・映画監督『楽隊のうさぎ』『ゲゲゲの女房』)
深田晃司(映画監督『ほとりの朔子』『歓待』/青年団)

執筆者

Yasuhiro Togawa