俺様に従えば、はい上がれる。この地獄の底から…
全世界でMADな毒を放つ”ラスボス”、奴の名はイモータン・ジョー!!
全世界興収2億ドル突破のメガヒット作の凶悪度MAXな新映像が到着

5月15日、全米を始めとする世界主要国で公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の快進撃が止まらない。監督の母国オーストラリアを始め、40カ国以上でNo.1に輝き、韓国では5日間で150万人以上の観客が押し寄せた。大ヒットの要因には、新マックスを演じたトム・ハーディの寡黙な魅力、フュリオサ役のシャーリーズ・セロンの身体を張った熱演、ニュークス役のニコラス・ホルトの怪演と共に、邪悪な存在が上げられる。彼こそ、『マッドマックス』でトゥーカッター役をつとめたヒュー・キース・バーンが演じる”ラスボス”=イモータン・ジョーだ。

水も、石油も尽きかけた荒廃した砂漠で、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーは、水を独占し、人々を震え上がらせている。だが、大気汚染によって身体にはダメージを受け、呼吸のためのマスクを手放せない。全身を発疹が覆い、スケルトンの鎧でプロテクトしている。自分を神と崇めるよう、短命なウォー・ボーイズを洗脳し、意のままに操る邪悪な存在だ。
そして今回、強烈な悪役ジョーを大フィーチャーする特別動画が公開された。荒野の独裁者である彼は、「自分を神だと考え、逆らう者を平然と殺す」とキース。ジョージ・ミラー監督は、「荒野で最も貴重な資源を支配する。水だ」と説明、巨大な要塞から人々に水を放出する本編映像が重なっていく。水こそ、彼の権力の源なのだ。「繁殖システム、血液バンク、母乳、水栽培…、ジョーがすべて独占している」とキースが続け、人類存続のために作られたシステムが紹介されていく。
主人公マックスとフュリオサを追う車について、「ジョーの車(ギガホース)は、権力を誇示するように2台重ねなんだ。1959年式キャデラック・ドゥビルだ」と語るのは美術のコリン・ギブソン。映像では、ギガホースが砂漠を疾走するシーンが連写されていく。
「彼に仕えるウォー・ボーイズは、絶対の服従を示す」と、手を三角にしてジョージ・ミラーが服従のポーズを取る。「ジョーは自分たちのために死から蘇った神と信じ、ウォー・ボーイズは命
を捧げる」と、キースがその様子を語る。
「老いた彼は後継者が必要なんだ。だから5人の妻がいる」との監督の説明に導かれて登場するのは、5人のセレブ女優たちが演じるワイブスだ。ジョーを演じたキースは「彼は美しい妻たちに、子を産ませたいんだ。イカれてる。すごいよ」とヒュー・キース・バーンがそのMADぶりに太鼓判を押す。
そして本編からのイモータン・ジョーの絶叫が続く。
俺の子だ!女たちは絶対に取り返す!
走り出したら止まらない。最凶の支配者イモータン・ジョーの絶叫と容赦なき追走が、ストーリーを更に加速させる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より、全国ロードショーとなる。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』  イモータン・ジョー キャラクター動画
http://youtu.be/eAX8WZVyHbI

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執筆者

Yasuhiro Togawa