6月6日、マガジンハウスから発売される『一流の女が私だけに教えてくれたこと』は、これまでになかったリアルな説得力のある生き方エッセイ。

著者の森綾は女子大生時代からラジオ出演し、スポニチ大阪でコラムを書き始め、その後、スポニチ文化部記者としてミック・ジャガーの単独インタビューで局長賞を受賞。FM802へ転職後は広報プロデューサーとなり、92年からフリーライターとして人物インタビューを主に手がけ、2000人以上の話を書いてきた。その著者がこれまでに出会った女性たち、28人から人生の折々に学んだことをまとめたのがこの一冊。様々な立場の女性が語った「素のひとこと」「素の姿」が、ひとりよがりでも決めつけでもない、女性の品位を磨くヒントをくれる。

①年齢を問わず、有名無名を問わず。経済格差を問わず。誰でも生き方なら一流を目指せる!
著者は、こう語りかけます。誰でも生き方なら一流を目指せるし、心磨きは一生終わることがないのだと。『一流の女。二流の女。三流の女。』そう書いてしまうと「格差」という言葉を想像される方もいるかもしれませんが、そういうものではありません。たいていの人が、あきらめています。
「品なんて、生まれもったものよ」「自分は普通の家の子だから、一流になんてなれない」
でも、あきらめる前に、ちょっと待ってください。〜『一流の女が私だけに教えてくれたこと』前書きより
②一流の女には共通点があった!
また著者は「一流の女には共通点があった」と書いている。以下、抜粋。
●頑張りどき、休み時を知っている。  ●謙虚であるが、ここと思ったときに主張できる。
●思いやりのレベルが深い。      ●予想もしない出会いや運命を前向きに受け入れる。
●ずっと見ていたいような魅力がある。 ●言葉より行動で示す。
●人を大切にする。          ●いいと思ったことを惜しげなく人に教える。
●物腰が美しい。

③錚々たる顔ぶれの知られざる一面が
登場する人物たちの顔ぶれはさすがに各界の一流。10年、20年と彼女たちを見つめてきた著者が、客観的な視点でこれまで知られていない彼女たちの素顔を書いているのも注目すべき点。許諾をとるために、大物にも率直に出会いの感謝を込めた手紙を書いたという。登場する顔ぶれは以下の通り。
1岸順子さん                   2きんさんぎんさん
3鈴木保奈美さん                 4黒木瞳さん
5石田ひかりさん                 6山本容子さん
7野際陽子さん                  8マダムフランソワース
9加藤登紀子さん                10大久保麻梨子さん
11黒柳徹子さん                 12津田妙子さん
13服部和子さん                 14高橋充代さん
15伊原純子さん                 16寺井尚子さん
17八神純子さん                 18岡崎裕子さん
19北原佐和子さん                20今道しげみさん
21浅井佳代子さん                22落合真由美さん
23田辺聖子さん                 24安田成美さん
25大野えりさん                 26徳丸昌代さん
27鶴田真由さん                 28山田詠美さん
《順不同》

◎著者プロフィール
森 綾(もり あや)
大阪生まれ。神戸女学院大学在学中から放送タレント、執筆活動を開始。卒業後、スポーツニッポン文化部記者に。FM802の第1号社員となり、開局を手がけて3年間勤務。92年に上京してライターに。
BAILA,VERY.Saita、婦人公論、ミセスなど女性誌を中心に多数連載執筆あり。
著書に離婚問題を明るく扱った『マルイチ』(マガジンハウス)、夫婦円満の形を問う『夫婦別寝の時代』(主婦と生活社)、大阪の食と人間性をテーマにした『大阪のうまいもん屋』(光文社知恵の森文庫)など多数。
http://moriaya.jimdo.com/

執筆者

Yasuhiro Togawa