全世界興行収入No.1で幕を開けた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から、新たな特別動画が解禁された。今回フィーチャーされるのは、主人公マックスと女戦士フュリオサが出会い、支配者ジョーからの激しい追撃を受けるターゲットとなる”ワイブス”をフィーチャーしたクリップだ。ワイブスとは、文字通り妻たちという意味。ジョーが自分の所有物として、後継者を生ませるために最も大切にしている存在が、5人の妻たちなのだ。
最初に登場するのは、妻たちのリーダー格のスプレンディド役を演じ、ファッションモデルから女優に華麗な転身を遂げた
ロージー・ハンティントン・ホワイトリー。「ジョーの最も貴重な”所有物”が、子を生ませる5人の妻たちなの」と彼女は話す。ジョージ・ミラー監督が、「ジョーの望みは、健康な男の跡継ぎだ」と語る通り、支配者は後継者を生ませるために女たちを所有している。「妻たちは、汚染された中でも健康な存在」というロージーの言葉を受け、「健康なのが、奇跡的」とコメントするのは、トースト役のゾーイ・クラヴィッツ。
フラジール役のコートニー・イートンは「荒廃した世界のお姫様的な存在」と語る。
「フュリオサは断固たる決意で反乱を起こし、女たちを隠して逃走する」と監督。シャーリーズ・セロンは、
「ジョーの支配に対して我慢の限界だった、だから彼の宝を奪った」と、女たちの反逆の意図を説明する。
「フュリオサは、女たちを助けるために力を振り絞る」と、ザ・タグ役のアビー・リーが続ける。
主人公を演じるトム・ハーディは、「マックスは初めて自分以外のことを考え始める。彼女たちの絆と、その目的に彼は共感する」のだと、フュリオサたちと出会うことにより生じたマックスの心の変化を強調する。
「女たちを取り戻すために軍団が送られ、無数の車が荒野を走り、戦いが始まるの。壮絶なカーチェイスよ」と、100台以上の車による壮絶なアクションを振り返る。

「最後のチャンス。彼女たちは、希望を捨てない」—–フュリオサ
「危険だな、見つからないと、心が壊れる」——マックス

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』  ワイブス キャラクター動画
http://youtu.be/XEGoszxPQxs

希望を捨てないフュリオサと、深い絶望の淵をさまよっていたマックス。”ワイブス”を乗せた巨大な車”ウォー・リグ”で交わされる会話の後、ライフルを手に追っ手に標準を定めるフュリオサの姿。猛迫する車群、逃げ惑うワイブスたち。そして、弓なりで車から車へと動くマックスの大爆発を横切る映像が連射される。
果たして、女たちの逃亡の先に希望はあるのか—-。
走り出したら、誰も止められない。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より、日本公開となる。
また、公開に先駆けて6月4日には、ジョージ・ミラー監督が8年振りに来日、ジャパンプレミアや記者会見に登場する予定だ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa