園子温監督が愛をテーマに描いた待望のオリジナル作品『ラブ&ピース』が6月27日(土)よりTOHOシネマズ新宿他全国ロードショーいたします。2015年夏、東京。平凡なサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。あきらめた夢、まともに話せないが恋心を抱く寺島裕子(麻生久美子)への想い・・・彼の人生を奪いかえすために必要な最後の欠片【ピース】、それが・・・そのミドリガメだった!——約半年後、大人気ロックスターとなり日本じゅうを席巻した良一と裕子の前に、愛を背負った巨大な怪獣“LOVE(ラブ)”が姿を現す。そして、全ての謎を知る老人(西田敏行)が地下から地上に現れる頃、夢と希望に満ちた奇跡が起こる——!!

<映画『ラブ&ピース』原作本概要>

「今から25年前、全力で歯ぎしりしていたあの頃の事は、あまり思い出すことはない。
高円寺の薄暗い四畳半アパートの裸電球に照らされたこたつのテーブル。それからアルバイト先の
管理室の薄暗いちゃぶ台。そこで、オレは映画『ラブ&ピース』のシナリオを書き始めた。」
−「鈴木良一の闇」より

【タイトル】:「ラブ&ピース」
【発売日】:5月27日(水)
【定価】:1400円
【内容】:本人描き下ろしの油絵などの力強い絵画に詩のような言葉がのった、鈴木良一とミドリガメのピカドンの出会いから始まるストーリーが展開される絵本。また、園が自主映画を撮り始めた25年前、映画『ラブ&ピース』のシナリオを書き出した当時の自身を、主人公の鈴木良一に投影した私小説、「鈴木良一の闇」も収録。
※6月末より電子書籍でも発売予定。

また、原作本の発売にあたり、著名人からのコメントも到着!

◆星野 源(俳優・音楽家・文筆家)
「詩を食べ映画を食べた園子温が、極彩色のうんこを撒き散らしながら絵本を食い尽くす。」

◆Chim↑Pom(アーティスト)
「天才は常に正しい。気付いたときには更に10年先に行っている。園子温はそれを証明し続ける。」

◆斎藤工(俳優)
「危ない!自分はとっくに“東京”に浸食されていた!危ない!園さんが“本当”を教えてくれた!」

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執筆者

Yasuhiro Togawa