『第9地区』では”エビ型エイリアン”、『エリジウム』ではボディを強化する”パワードスーツ”を着用させるなど、常にユニークな造形と強烈なインパクトの映像を発信し、映画ファンをときめきの映像体験に誘い続ける鬼才ニール・ブロムカンプ監督。
彼の最新作は、人類史上初めてAIを搭載した”ロボット”が主人公となるSF映画『チャッピー』。最先端テクノロジーをめぐるSFアクションとAIロボットの成長エモーショナルなドラマが融合した、新たなSF映画が誕生。主人公チャッピーを演じるのは、ニール・ブロムカンプ監督とは3作連続となるシャールト・コプリー。ヒュー・ジャックマンが従来のイメージを一新する悪役を演じ、シガニー・ウィーヴァーは辛辣な軍事会社のCEO、デーヴ・パテルがAIを開発した天才科学者に扮し、白熱の演技バトルを披露することでも話題の作品です。

『第9地区』を越えるとの呼び声も高い『チャッピー』から、驚愕シーンを詰め込んだ特別動画を解禁。
http://youtu.be/wimdrr5qjQc

今回の映像は、「3、2、1、スタート」の撮影現場での演出キューでスタート。
「ニール・ブロムカンプ監督だから成し得た、いまだかつてない作品」
だと興奮するのは、『エリジウム』や『X:MEN』シリーズなどの大作で知られるプロデューサーのサイモン・キンバーグ。
「ニールと組めて光栄、彼はSFの常識を覆した」「彼の描く未来の世界は説得力があって魅力的だ」と脱帽するのは、今回ユニークなヘアスタイルで小ズル賢い悪役ヴィンセントを演じたヒュー・ジャックマン。
ニール・ブロムカンプ監督は、「現実にはあり得ないようなモチーフでも、リアルに描くから面白くなる」と力説。「監督は、非現実的なストーリーを現実的な設定で描き出す。細かなところまで緻密に描くんだ」と証言するのは『スラムドッグ$ミリオネア』や人気TVシリーズ「ニュースルーム」などでも活躍するデーヴ・パテル。そして、次期エイリアンでも監督、出演者としてタッグを組むと噂のシガニー・ウィーヴァーは、「ハイテクに精通したニールはSFの申し子だ!!」と太鼓判を押す。
プロデューサーは「様々な要素を1つのストーリーにまとめ上げる才能」に惚れ込んだという。

映画『チャッピー』は、人類史上初のAIロボット、チャッピーの誕生と急激な成長をめぐって展開するSF映画。チャッピーを進化と考える人もいれば、人類にとって脅威と考える人々もいる。
映像の後半でシガニー・ウィーヴァー演じる軍事会社CEOミシェルは、「このロボットを破壊しなければ!消し去るのよ」と号令を出す。ヒュー・ジャックマン演じる元軍人の開発者ヴィンセントは、「報いを受けろ」と敵意を剥き出しにする。そして、チャッピーの前にヴィンセントが開発した巨大ロボットのムースが立ちはだかる。
そしてついに迎える衝撃のラストとは?!

映画『チャッピー』は、大ヒット公開中です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa