オーストラリア、ブラジル、メキシコをはじめ全世界40カ国で興行成績1位、週末全世界興行成績1位、R指定アクション映画史上1位という過去作品それぞれの最終興行成績を上回る大ヒットとなった。米の批評サイト Rotten Tomatoes では、98%という圧倒的な評論家の支持と、94%という超絶的な観客の期待度という驚異的な高評価を獲得、興行&評価共に文句なしのオープニングを飾った。世界中で話題を集める中、6月4日(木)には、8年ぶりの来日となるジョージ・ミラー監督を迎えてのジャパンプレミアの開催が決定し、日本公開へのカウントダウンが始まった!

そして今回、新たなマックスを演じているトム・ハーディ、女戦士フュリオサで新境地を披露するシャーリーズ・セロン、シリーズの創造主であるジョージ・ミラー監督が、全世界No.1に輝いた主人公マックスのキャラクターについて語った特別影像が解禁となった。
マックスの「かつて警官だったが、今はイカれた奴が正義だ」という独白で幕を開ける特別映像では、彼の複雑なバックグランドが語られているから要チェックだ。ジョージ・ミラー監督が「マックスは孤高の男で、荒廃した世界でさまよっている」と紹介すると、「典型的な英雄ではなく、過去を引きずり、救えなかった人々の悪夢を見ている」とトム・ハーディが続ける。「警官時代に悲惨な状況で家族を失った彼は、荒廃した世界で野生動物と化している」と語る監督の言葉を受けて、「彼は孤独。獣のようにうまく話せず、過去からの声が頭の中で響いている。
そんな状況の中で、フュリオサと出会う。彼女は、捕らわれた女たちを引き連れ、安全な場所に逃がそうとしていて、マックスも参加するしかない状況に追い込まれる」とトム・ハーディが物語の核心を突く。マックスとフュリオサ、「彼らは決して他人を当てにしない。2人とも誰も信用しないの」と語るのは、すっかり髪が伸びたシャーリーズ・セロンだ。
警官時代に救えなかった人々の叫び=トラウマを抱えて荒野をさまようマックスは、荒廃した世界を支配するジョーに捕らえられた女たちを逃がそうとするフュリオサと出会い、自由と生き残りを賭けた戦いへと突き進んでいく。このシンプルなストーリーラインを軸に繰り広げられる、生身の肉体を極限まで追い込んだ怒濤のアクションシーンが紹介されていく。
「世界が崩壊し、誰もがおかしくなった。狂っているのはどっちだ? オレか、世界か…」と、現代を生きる我々に届けとばかりに、マックスの独白が強烈に突き刺さる映像となっている。

全世界を、そして日本をMADに染める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より日本公開となる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa