聖書に書かれた世界の終末を描く『リメイニング』が、5月16日(土)より新宿シネマカリテにて公開となる。本作の内容であるが、魂を奪われたように次々と人が倒れ始める異常事態が突如発生。その後。飛行機や巨大な氷塊が降ってきたり、ライフラインがダウンするなど、突然世界の終りが訪れ大パニックに陥る人々の姿を描くパニック・スリラーである。

「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい」(1ペテロ4:7)とペテロが手紙を書いてから、早くも2000年近くが経った現在。ヨハネの黙示録に記された、この世界の終末にまつわる預言が現代社会で実現したら、どういった事態が想定されるのか。キリスト教では、このテーマは「携挙」と言われており、それがいつであるかははっきりと明示されていない。

本作は単なるパニック映画か、それとも神の警告なのか?この度、『リメイニング』の公開を記念して、1946年に設立されたプロテスタントキリスト教系の出版社いのちのことば社のプロデューサーであり、これまで、日本で公開されたキリスト教映画の動員に多大なる貢献をしている礒川道夫さんをゲストに迎えたトークショーを開催する運びとなりました。

そもそも、聖書に書かれている「携挙」とは何なのか?一見パニック映画の様に見える本作を、専門家はどう観たのかなど、興味深い内容が聞けることは間違いない。世界の終末が目前に迫ったら何をすべきか?映像を観終わった後に、そのテーマの背景を専門家からの解説を聞くことによって、世界の終末を想像してみる絶好の機会かもしれない。

日程:5月20日(水)15:30の回、上映終了後
会場:新宿シネマカリテ(新宿区新宿3-37-12新宿NOWAビルB1F
ゲスト:礒川道夫さん【ライフ・クリエイション(いのちのことば社)プロデューサー】

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執筆者

Yasuhiro Togawa