本作は、チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4部門を受賞。本国では2010年5月に公開され、初登場1位を記録するだけでなく、年間でも『トイ・ストーリー3』『トワイライト サーガ』などのハリウッド大作を抑えての大ヒットとなりました。
この度、『クーキー』特報が解禁となりますので、この機会にご紹介いただけますようご検討のほどお願い申し上げます。

今回の特報で、ついに、動くクーキーが解禁!“へなちょこ”クーキーが、持ち主の少年オンドラのもとへ帰る大冒険の様子が描かれている。様々なシーンで見せる、クーキーのへなちょこ可愛い姿は必見!“ダメなテディベア”テッドの次にくるのは、“へなちょこテディベア”クーキーだ!アカデミー賞受賞監督ヤン・スヴェラークと、世界的ゲームクリエーターのアマニタ・デザインが生み出したイマジネーション溢れる世界に注目!

〜世界一“へなちょこ”なテディベアの不思議な冒険!〜

本作は、チェコを代表する映像作家ヤン・スヴェラーク監督の、チェコの『トイ・ストーリー』ともいえる、捨てられたテディベア“クーキー”の数奇な運命を描いた物語。誰もが子供のころ経験したおもちゃとのせつない思い出を、実写とパペットの見事な組み合わせで魅せた。

“ちょっと変な”という意味を持つクーキーの、可愛くて、ちょっと奇妙な、そして心温まる大人のためのワンダーランド!
〜クーキーの生みの親、アマニタ・デザイン〜

弱くて可愛いピンク色テディベア、クーキーを作り上げたのはチェコを代表し世界的にも有名なゲームクリエーター兼デザインチームのアマニタ・デザイン。ヤン・スヴェラーク監督からの依頼を受け、イメージに合わせて主人公クーキーのイラストを書き起こしただけでなく、木の実や草など、“森に住む自然の神様”という設定に合わせ、独特の風貌を持つキャラクター30体をすべて設計した。アマニタ・デザインが評価を得るきっかけになったのは2003年に発表されウェブ界のオスカーといわれるウェビー賞を受賞したFlashゲームの「サモロスト」シリーズ。2009年「マシナリウム」でもインディペンデント・ゲーム・フェスティバルのビジュアルアート部門で最優秀賞を受賞するなど数々の賞を受賞。

特報::https://www.youtube.com/watch?v=V66bqh4E9Dw

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53751

執筆者

Yasuhiro Togawa