お前のMADが目を覚ます。

ノンストップ・カーバトルが、トップスピードで暴走する——究極のリアル・アクション超大作
石油も水も尽きかけた世界。生き残りたいなら走り続けろ——。サイコーにMADな映画がやってくる——。
始まったが最後、息つく暇は微塵もない。
砂ぼこりを上げて疾駆する超改造車の隊列、轟く爆音、飛び散る車体、
独創的なキャラクターに、突き抜けた世界観、爆走しながら繰り広げられる銃撃と肉弾の容赦なきバイオレンス。
CGを排除した、このガチなリアル・アクション超大作は、すべてがMAD!

5月14日のカンヌ国際映画祭・特別招待作品部門での公式上映、そして翌5月15日の全米公開に向けて世界的カウントダウンがいよいよ始まった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。日本でもMAN WITH A MISSIONによる日本版エンディングソング、そして先日、EXILEのパフォーマーAKIRA(33)、竹内 力(51)、新日本プロレス所属 真壁刀義(42)という最強の吹き替えキャスト陣が発表され、その熱狂は高まるばかり!

世界中が注目する中、現地時間の5月7日、アメリカ・ロサンゼルスの“TCLチャイニーズ・シアター“にてLAプレミアが開催された。劇場前のハリウッド大通りには、あいにくの雨予報で屋根付きとなったレッドカーペットが敷かれ、熱狂的なファンと世界中から集まった報道陣が加わり、会場の熱気が最高潮に達する中、18時過ぎから豪華キャストが続々と到着した。大きな歓声とカメラマンのフラッシュに出迎えられ、孤高のヒーロー、マックス役を新たに演じたトム・ハーディ、若手イケメン俳優でありながら、半裸で全身白塗りという衝撃的なキャラクターを演じたニコラス・ホルト、作品に華を添える捕われの女性たち“ワイブス”を演じる若手女優陣、さらにはヒュー・キース・バーン、ネイサン・ジョーンズら強烈な悪役たち、そしてこのシリーズの産みの親、ジョージ・ミラー監督の登場に会場が沸き返った。中でも注目を集めたのは、女戦士役で新境地を拓いたオスカー女優シャーリーズ・セロン。モノトーンのメッシュドレスに身を包んでの登場となったが、一緒に現れたのは、結婚間近との噂が絶えないショーン・ペン。終始穏やかな表情のペンだったが、マスコミの問いかけに答えることなく一足先にレッドカーペットを後にした。
更にマスコミが沸き立ったのは、スタッフやキャストも驚いた初代マッドマックスのメル・ギブソンのサプライズ登場。ジョージ・ミラー、トム・ハーディとの奇跡の3ショットが実現し、レッドカーペットの注目を一身に集めた。

「マッドマックス」シリーズは、アメリカでも毎年ファンイベント(WASTELAND WEEKEND)が開催されるなど、世界各地で世代・性別・地域を超えた幅広い層のファンを常に生み出し続けている作品。この熱狂的なファンたちの悲願でもあった待望の最新作がこの日、遂にそのヴェールを脱いだのである。
また、日本の取材陣からコメントを求められたジョージ・ミラーは「30年前にマッドマックスを制作したが、日本の皆さんが最初に見い出してくれて「良い映画だ」と言ってくれた。だから30年経って日本に行けることは本当に意味があることです。ありがとう」とコメントし、全世界を席巻する最新作をひっさげて来日することを名言した。

登壇者のレッドカーペットでのコメントは下記の通りです。

レッドカーペットでのコメント

ジョージ・ミラー(監督)
我々は30年前にマッドマックスを制作しましたが、日本の皆さんが最初に見い出してくれて「良い映画だ」と言ってくれた。だから30年経って日本に行けることは本当に意味があることです。ありがとう。

シャーリーズ・セロン
この作品は特別な映画です。このジャンルは感情的な映画です。世界観は素晴らしい。それは予告編でわかると思います。感情で突き動かされているようなストーリーなんですね。登場する女性もみんなパワフル。

ヒュー・キース・バーン
(前作から36年経っての出演となりますが)とてもワクワクしています。本作にまた出られたことをとても光栄に思っていますし、いつものことながらちょっと緊張もしています。

ネイサン・ジョーンズ
撮影ではハイスピードやバランス感覚をもとめられた日本でのレスリング経験が役立ちました。撮影中に事故が起きて顔を打ってしまい、車がめちゃめちゃになってしまいました。ただ生き延びていますし、一時間後には代車を使って撮り続けました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa