松竹ナビ × 十勝たちばな 業務協力
映画、アニメ、演劇などのコンテンツと和菓子のコラボで文化の普及を目指す

流通・サービス業に特化したアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグの子会社で、和菓子・洋菓子の製造販売を行っている株式会社十勝たちばなは、下記内容の通り、松竹ナビ株式会社と業務協力を行いますのでお知らせいたします。

十勝たちばなは、和菓子や洋菓子の製造及び販売を行う製造業です。販売店舗の商号は「十勝甘納豆本舗」、「菓心たちばな」とし、伝統製法による甘納豆をはじめ、様々な和菓子を製造・販売しています。現在十勝甘納豆本舗は埼玉県内を中心に23店舗、菓心たちばなは東京都内で9店舗を展開しています。また、2014年4月から新ブランドとして沖縄県に「甘味しゅり春秋」を立ち上げ、現在沖縄県内で4店舗を展開しています。

松竹ナビは、親会社の松竹株式会社(以下「松竹」)が2015年に創業120 周年を迎え、5 年先、10 年先、50 年先をナビゲート出来る新しい時代に適応したビジネスモデルの構築を目指すため、2015 年 2 月に新たに設立されました。社名には、ビジネスをナビゲート(企画・販売)するという意味を込めています。

十勝たちばなは、2008年1月に公開された松竹映画「母べえ」の公開記念として、同年に銘菓「母べえ」を開発。販売開始と同時に、現在まで、川口名菓として多くのお客様に親しまれています。母べえは甜菜糖を使用した白餡を、ミルク入りの柔らかな生地で包んで焼いた乳菓です。十勝たちばなの本社屋がある川口市で撮影が行われた関係で、松竹映画とのコラボレーションを実現させています。

今回の業務協力発表により、松竹ナビが仲介する松竹の邦画、アニメ、演劇等、より多くのコンテンツとタイアップし、和菓子商品を企画・開発いたします。販売場所は、主に松竹が運営する映画館やタイアップ先チャネルと、十勝たちばなが展開している直営店です。映画を見に来たお客様に向けて映画オリジナル商品としての和菓子の販売をし、映画のPRを狙います。

コラボレーション商品第一弾は、2015年5月16日公開の映画「駆込み女と駆出し男」の映画オリジナル商品として2015年4月に「縁切どら焼き」を発売いたします。また、第二弾は2016年3月12日公開の山田洋次監督作品「家族はつらいよ」のオリジナル商品として、「家族幸福どら焼き」(仮称)を発売予定です。
当社は、2015年秋に台湾へ初の海外出店を控えております。海外の店舗での取り扱い検討も含め、日本が誇る人気のコンテンツと和菓子をキーに、日本の文化を世界に届けます。

執筆者

Yasuhiro Togawa