この度、園子温監督×トリンドル玲奈・篠田麻里子・真野恵里菜のトリプルヒロインでおくる『リアル鬼ごっこ』の予告編とポスター画像が完成しました。

原作は、2001年に発刊され、“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという、斬新でインパクトの強い設定で、中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こし、発売から14年たった今も売れ続けている、発行部数200万部を突破する大ベストセラー小説、山田悠介著「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫・文芸社 刊)。本作の勢いは書籍だけに留まらず、出版から10年以上が経った今も新たなメディアミックスが展開され続けています。この中高生のバイブル「リアル鬼ごっこ」が、国際映画祭の映画賞を数々受賞し、世界中から圧倒的な高評価と支持を得る映画監督、天才・園子温によるオリジナル脚本によって新たな映画として生まれ変わります。

園子温版『リアル鬼ごっこ』のターゲットは、“全国の佐藤さん”ではなく、“全国のJK(女子高生)”。本作の映像が解禁されるのは今回が初!解禁された予告編では、冒頭で「全国のJKのみなさん、あなたたちはちょっとふてぶてしいので、数を減らすことにします」という言葉通り、JKが絶叫する中何者かに、追いかけられる姿が映される。マシンガン乱射、爆発、、、正体不明の鬼に追いかけられるセーラー服を着たトリンドル玲奈は血まみれになりながら、篠田麻里子はウェディングドレスを振り乱しながら、真野恵里菜はマラソンウェアで顔を歪ませながら、何者かに追われる姿は恐怖そのもの!
なぜJKが追われるのか?追ってくる鬼は何? 園子温版『リアル鬼ごっこ』、スタートです!

また、本作のイメージソングを、現在各所で大注目を浴びている男女2人組の新世代ロックユニット、本年ブレイク必至の『GLIM SPANKY(グリムスパンキー)』が担当することに決定致しました。この映画のために書き下ろした楽曲「リアル鬼ごっこ」は、まさにGLIM SPANKYの得意とする疾走感溢れるロックナンバーとなっており、ボーカル松尾レミの歌声と共にご注目頂きたいです。こちらの楽曲「リアル鬼ごっこ」は、7月1日(水)にシングル発売されることが決定しています。
(※シングルの詳細は後日発表致しますので、CDショップ及びwebへのお問い合わせはご遠慮ください。)

<GLIM SPANKYコメント> 

【ボーカル松尾レミ】
「リアル鬼ごっこ」という言葉を、園監督が新たな映画で表現するならば、同じくGLIM SPANKYも音楽で表現する、という事に挑戦してみました。
現在私は23歳で、大人と子供の狭間で未だ彷徨っています。
この題材はそんな私にとってリアリティがありました。
本音は、死ぬまで青春真っただ中でいたい。いつまで経っても何かと闘い、駆け抜け続けていたい。
誰だって常に何かに追いかけられ、また何かを追いかけているはず。
そんな事を考えていると、人生そのものがリアルな鬼ごっこであると気付きました。
でも、逃げ切ってしまったら、捕まえてしまったらそれはそれでつまらないので、
鬼ごっこから一抜けする事をしないで、遊び続けるのもどうですか?
駆け抜けている時が一番、人はキラキラしている様な気がします。

【ギター亀本寛貴】
リアル鬼ごっこというタイトル、テーマで曲を作りました。疾走感や爽やかさに加えて何かに追われている得体の知れない焦燥感をGLIM SPANKY流にロックでアグレッシブなサウンドで表現できたと思います。
是非本編を見る前や見た後に聴いて映画『リアル鬼ごっこ』とリンクするものを感じていただけたら嬉しいです。

予告編
http://youtu.be/xNYvR4scA9o

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執筆者

Yasuhiro Togawa