人と人の心をつなぐ「澪」を題材にした全 5 話のショートストーリー
My First Mio 第 1 話『「澪」と過ごす母の日』篇

宝酒造株式会社は、松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒のイメージキャラクターに、引き続き女優の杏さんを起用し、WEB 限定ムービー『「澪」と過ごす母の日』篇を、「澪」公式サイト(http://shirakabegura-mio.jp/special-movie)にて公開

■WEB 限定ムービーについて
今回の演出は、日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞した『GO』をはじめ、『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』など、数々の話題作を手掛けた行定勲監督が担当しました。
その行定監督と杏さんが初めてタッグを組んだ WEB 限定ムービーは、「母の日の澪」をテーマに、田舎から上京してきた最愛の人(母親=銀粉蝶さん)を、一人暮らしの部屋へ迎える杏さんの、とある一日を描いた物語です。母への感謝の手紙を読む杏さんのナレーションをバックに、最愛の人と久しぶりの時間を過ごすため、「澪」と心のこもった手料理を振る舞う杏さん、そして彼女の温かいおもてなしを受ける母親が交わす親子の機微と微笑ましいやり取りを、行定監督が織りなす圧倒的な映像美と情緒溢れる世界観とともに表現しました。通常の CM とはまた違った魅力を放つ、ストーリー性豊かな WEB 限定ムービーを通じて、大切な人と過ごすさまざまな記念日に、人と人の心間をやさしくつなぐお酒として「澪」を添えて乾杯してほしい、というメッセージを印象的に訴求していきます。
なお、今回の『「澪」と過ごす母の日』篇を皮切りに、「澪」と季節ごとの行事を題材にした全 5 話の WEB 限定ムービーを展開予定です。主人公の杏さんが行定勲監督とのコンビで、等身大の魅力的な女性を演じる作品に、今後もご期待ください。

■「『「澪」と過ごす母の日」』篇 あらすじ
遠距離に暮らす最愛の人と久しぶりの時間を過ごすため、菜穂子(杏さん)は朝から準備に取り掛かります。今日は特別な日。部屋をきれいに片付けて、料理を作っているところへ電話が鳴ります。「もう東京着いたの!?ゆっくりにして、ゆっくりだよ」。おもてなしの用意が整い、夕暮れの光が射し込む出窓から、最愛の人が来るのを今か今かと待っている菜穂子。しばらくすると、彼女の視線の先に、坂道をゆっくりと上ってくる最愛の人が姿を現します。窓から身を乗り出した菜穂子が、笑顔で大きく手を振るその相手は……。

■杏さんインタビュー
——撮影の感想は?
「すごくゆるやかに時間が進んで行くような不思議な感覚でした。本当に一人暮らしの家の中にいるような感じの心地良いセットだったので、とてもリラックスして撮影できた気がします」。

——初めてコンビを組んだ行定監督の印象はいかがでしたか?
「行定監督とご一緒したという方と、お話する機会があったんですけど、そんな中で私が今回、実際にお会いできるというのが嬉しかったですね。現場でも画の美しさとか画作りのこだわりに圧倒されて、どんどんどんどんテイクを重ねるごとに派生して、たくさんアイデアを出してくださいました。
アイデア豊かで、情緒あふれる映像を作ってらっしゃる方だなという印象を持ちました」。

——「母の日の澪」がテーマの作品ですが、「澪」に合う料理を作るとしたら、何を作りますか?
「クリスマスだったらチキンとか、母の日は特にそういう定番料理はないので、やはり育った家庭の料理というか。基本的に『澪』はどんな料理にもフィットするお酒なので、それぞれの家庭の味と母の日に、ピッタリの組み合わせなんじゃないでしょうか」。

——杏さん自身、これが初の WEB ムービー出演とのことですが、これからやってみたいことは?
「今回の作品は母の日がテーマでしたが、他にもいろんなイベントが一年の中にあるので、その季節や時期に、またこういった WEB ムービーを通して『澪』の魅力を伝えられたらと思います」。

——普段お家ではお酒を飲まれますか?
「仕事が終わったという一区切りになるので、お家に帰ったら何かしら飲みます。何でも飲めますが、日本酒も大好きですね」。

——視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「今回は母の日というイベントの中で、どのように『澪』とストーリーが絡んで行くのかということに注目して見ていただければと思います。そして、皆様が素敵な母の日をお過ごしになられることを祈っております。ぜひご覧ください」。

■行定勲監督インタビュー
——今回の撮影で特にこだわったのは、どういった部分でしょうか?
「第 1 話なので、とにかく日常からスタートするのがいいと思いました。日常の中に『澪』があって、誰かとその味を分かち合うという、スタンダードな物語というか。そういう意味でいうと、こだわったのは日常感と何気ない表情です。杏さんの持っている柔らかい表情や切ない表情、嬉しそうな笑顔とか、日常の中での小さな喜びを出せればと。そこが一番撮りたかったところかもしれません」。

——撮影を通じて、杏さんにはどのような印象を持たれましたか?
「さっぱりしていて、気遣いがすごいし、頭の良い人だってことがよくわかりました。撮影中、もう少しこうしてほしいといくつか連続で言って、それをほとんど網羅して演じていましたからね。それは勘が良いだけでなく、彼女の中で考えがまとまっているから出来ること。こちらの指示が自分の中で持っているものとちょっと違った時、もう少しこういう風に進化させてほしいという微妙なところを理解してくれるというか。そういう瞬時にまとめる力が優れていると感じました」。

——行定監督の思う杏さんの魅力は、ズバリどんなところでしょうか?
「声がいいんですよ、非常に。あと、いろんな顔を持ってますね。笑ってる顔とそうでない時の顔では、ずいぶん雰囲気が変わる。何より手足が長いでしょ。だから、ちょっとした動きがコミカルに見えたり、シリアスに見えたりする。自分をよくわかっていて、そういうところが面白いと思いました」。

——第 1 話の見どころを教えてください。
「今回は、等身大の女性を演じる杏さんが母親と対峙するプロローグになっていて、見る人も杏さんのように、身近な人、愛する人への郷愁を覚えるんじゃないかなと思います」。

——「澪」にまつわるエピソードがありましたらお聞かせください。
「演劇のスタッフに、今度『澪』っていうお酒の仕事をするんだって話したら、その子が『あ、そのお酒、しょっちゅう飲んでます。飲みやすいんですよ』って言ってたんですよね。女性スタッフからの人気がすごく高かったです。あと、僕がよく行く料理屋さんの 3 軒中、2 軒には必ず『澪』が置いてあって、広く愛されているお酒なんだなと思いました」。

——視聴者の皆さんにメッセージをお願います。
「今回のショートムービーは母の日をテーマに作りました。自分が母の日に何をしたかってというと、なかなか思いつかなかったんですけど、そういう思いつかない自分も投影するような作品になっています。この映像をみると、たぶんお母さんと一緒に一夜を語ってみたいなと思うような作品になっていると思いますので、ぜひとも楽しんで見ていただければと思います」。

■WEB ムービー概要
タイトル : 松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒
WEB 限定ムービー My First Mio 『「澪」と過ごす母の日』篇
出演 : 杏、銀粉蝶
公開先 : 「澪」公式サイト(http://shirakabegura-mio.jp/special-movie

■制作スタッフ
SCD 西田新吾
CD 金秀峯
CW/PL 佐野章子
プロデューサー 中村悟
制作 鈴村佳大・吉田卓功
監督 行定勲
脚本 堀泉杏
撮影 今井孝博
照明 中村裕樹
美術 相馬直樹
録音 湯浅高己
衣装 中井綾子
ヘアメイク 中西樹里・かろりね
フード 宮田清美
編集 今井剛
音楽 めいな Co.

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa