この度、映画『海のふた』につきまして、公開日が7月18日(土)に決定し、予告編・ビジュアルが初解禁となりました!
よしもとばななファンの間でも人気が高い名作「海のふた」を、2015年ブレイクが期待される女優・菊池亜希子主演で映画化した本作。解禁された予告では、かき氷屋を始めるために帰郷した主人公まりが、自分の手作業でお店の開店準備を始めるところや、こだわりのかき氷を作るところが丁寧に映し出されており、観ているだけで癒されてしまう予告となっています。また、ポスタービジュアルは、レトロでおしゃれなお店の中で、まりが傷を抱えた“はじめちゃん”にかき氷を提供し見守る様子が可愛らしいビジュアルとなっております。

予告編
http://youtu.be/ytVh7L_kNHA

ここは、いつも心が 帰ってくる場所—

原作は、よしもとばなな初の新聞小説として2003年11月〜2004年5月まで連載されていた「海のふた」。版画家・名嘉睦稔とのコラボレーションでも話題を呼び、ファンの間でも“よしもとばななの世界観の集大成”と人気が高い本作。伝説的なインディーズミュージシャン、原マスミの名曲にインスパイアされたこの小説は、よしもとばななが毎年夏に家族で訪れ続けてきた西伊豆の海辺の町が舞台となっており、本作の撮影も土肥で実施。都会に住む人々の心に癒しをもたらす映画に仕上がった。主演は、編集長を務めるムック本「マッシュ」は累計27万部を超えるヒットとなり、自らのカルチャーを確立、おしゃれ好きの男女から絶大な人気を誇る菊池亜希子が、都会を離れ生まれ故郷でかき氷のお店を開いて、新しい人生を踏み出そうとする主人公・まりを演じ、原作の世界観そのままに体現している。さらに、2012年映画『シグナルー月曜日のルカ』で初主演を果たした三根梓が、顔に火傷の痕が残り心に傷を抱えている女性“はじめちゃん”を演じ、難しい役どころに挑戦している。近年、テレビや雑誌でも特集が組まれ本格的なブームの兆しがみられるかき氷。まりが作るかき氷は「真冬でも行列ができるかき氷屋」で話題の“埜庵”石附 浩太郎が監修している。一般的なかき氷のイメージとは違い、糖蜜とみかん水という、こだわりのかき氷が登場する。心にしみいるかき氷の甘さが、しだいにみんなの心を溶かしていく。

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執筆者

Yasuhiro Togawa