この度、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式招待が決定いたしました、黒沢清監督『岸辺の旅(きしべのたび)』につきまして、W主演で夫婦役を演じる深津絵里さん&浅野忠信さん、そして黒沢清監督からのコメントが発表となりました。

3年間、失踪していた夫が突然帰ってきた。
だが、夫は「俺、死んだよ」と妻に告げる。
そして、夫が過ごした最期の時間をめぐる、夫婦ふたりの旅がはじまった—。
“死んだ夫と旅をする”。
それは、あなたを見おくり、言えなかった「さようなら」を伝えるための旅路。
愛する人との永遠の別れを描く、究極のラブストーリー。

第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式招待へのコメント

■深津絵里
「黒沢監督の世界観と、キャスト、スタッフみんなのエネルギーが海を渡る…。
なんて素敵なことなのでしょう。本当にうれしいです。」

■浅野忠信
「『岸辺の旅』がカンヌ国際映画祭のある視点部門に決定したことがとても嬉しいです!
スタッフの皆さんとキャストの方々、黒沢監督、そして深津さんと共に過ごした夢のような時間がフランスの方達にも届いた喜びを実感しています!」

■黒沢清
「最高峰の映画祭から招待を受け、驚き、喜んでいます。
これで『岸辺の旅』は、私の長いキャリアの中でもとりわけ幸福な一本となりました。」

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執筆者

Yasuhiro Togawa