この度、大人も子どもも共有できる優れた作品に送られる文学賞「第28回坪田譲治文学賞」、2013年本屋大賞第4位に輝き、10代からシニアまで幅広い世代の人びとの心を掴んで大きな話題を呼んだ小説「きみはいい子」(著:中脇初枝〈ポプラ社刊〉)が、『そこのみにて光輝く』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞を受賞した呉美保監督によって映画化され、6月27日よりテアトル新宿ほか全国ロードショー公開となります。

そこでこの度、人と人とのつながりから生まれるささやかな“しあわせ”を描いた『きみはいい子』の本予告が解禁となりました。 おとなと子どもにまつわる現代の問題を孕みながらも、人と人のつながりに光を見いだし小さな一歩を踏み出す人々の姿を描いた本作。これはどこにでもある町の、どこにでもいる人たちの物語です。“抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。”のコピーと呼応する予告編終盤で描かれた「家族に抱きしめられてくること」という宿題。子どもたちの回答を是非劇場でご覧いただきたく思います。

ブルーリボン賞授賞式にて結婚&妊娠を発表した呉美保監督が、かつて子どもだったすべての人に贈る、珠玉の一本が誕生しました。

予告編::http://youtu.be/TjBNFLs4F4k

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執筆者

Yasuhiro Togawa