<中国大陸で大ヒット!>
中国では、2014年7月24日の公開時、初登場1位となり、その後6.3億人民元(約119億円)の驚異的な興行収入を達成。春節(2月中旬〜3月頭)以外の時期に公開した映画としては、最速で5億元の大台を突破するという偉業をなしとげる。
中国の2014年間BOX OFFICEランキングでは11位にランクインされる。これは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(12位)、
『アメイジング・スパイダーマン2』(13位)を抑えての快挙である。(1位は『トランスフォーマー/ロストエイジ』)

予告編::http://youtu.be/cPwS5Rmzb98

<アジアを引っぱる制作陣>
◆音楽は、Mr.Children、MY LITTLE LOVER等を手掛けた、日本が誇る名音楽プロデューサー小林武史が担当。
 岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』(1996年)等の音楽監督も担当した実績を持つ彼が参加している。
 彼が参加したことは、中国でも話題になり、多くのメディアで取り上げられた。
◆監督・脚本を務めたのは、中国の人気若手小説家であるハン・ハン(韓寒)。本作は初監督作品となる。2010年、処女小説「上海ビート(原題:三重門)」は100万部を売上げ、過去20年の中国で最大のベストセラーの一つになり‘ハン・ハン現象’と呼ばれるブームが起きた。中国版ツイッターWeibo(ウェイボ)で4,000万人のフォロワーを持ち‘キング・オブ・ソーシャルメディア’と呼ばれる程、若者からの圧倒的支持を得る。(参考までに、リアーナのフォロワーが4,190万人、ブリトニー・スピアーズが4,100万人)
タイム誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」(2010年)にも選ばれるなど、世界からも、その動向が注目されている。
アーティストとしての活動も活発で、本作『いつか、また』では主題歌の作詞も担当し、その楽曲「The Road We Pass」が、
台北金馬奨(台湾アカデミー賞)で見事、最優秀オリジナル楽曲賞を受賞した。1982年9月23日生れ(33才)中国・上海出身

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=53549

執筆者

Yasuhiro Togawa