昨年10 月新宿・横浜・大阪で行われたラテンビート映画祭に出品。製作のアレックス・デ・ラ・イグレシアや監督、出演者も来日。ティーチインでは本作で長編デビューを飾った2 人の監督を褒め称えた。デ・ラ・イグレシア自身も、かつてアルモドバル兄弟の援助を受けデビューした時と同じように、信頼を寄せているようだった。本作は、トロント国際映画祭、シッチェス映画祭などでも高評価を得た作品。日本でも、スペイン製作のスリラー・ホラーの人気は高いが、過去の名作を凌ぐ傑作である。因みに、本作品でカルロスの妻を演じたカロリーナ・バングは、デ・ラ・イグレシアの妻である。

そこは迷い込んだら二度と出られない“女の巣”
アパートの一室で二人きりで暮らす姉妹。
妹は花のように美しく成長するが
姉は精神が疲弊し引きこもりとなっていた。
それでも、慎ましくも幸せな生活を送っていた。
あの日、一人の男がこの部屋に迷い込むまでは—。
「エスター」を凌ぐ衝撃のラスト!密室で起きた猟奇的事件の恐るべき結末とは?!

5月25日(月)より新宿シネマカリテにて公開!!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49076

執筆者

Yasuhiro Togawa