大崎章監督「キャッチボール屋」×足立紳「百円の恋」
渋川清彦をはじめ、群馬出身のキャスト・スタッフが贈る、愛すべき男たちの物語。

長年名助監督として日本の映画界を支え、今をときめく俳優たちがこぞって出演を熱望する大崎章監督が、2005年『キャッチボール屋』以来10年ぶりとなる新作映画を撮り上げた。脚本は『百円の恋』で第一回松田優作賞を受賞し、大ブレイクを果たした盟友・足立紳。
大崎監督の分身ともいえる主演のタカシ役に『ポルノスター』でデビュー後『Play Back』『そして泥船はゆく』等数々の映像作品に出演、近年は若手監督に愛され出演オファーが絶えない個性派俳優・渋川清彦。その兄役に『あぜ道のダンディ』『共喰い』等、日本映画に欠かせない名俳優・光石研、他に渡辺真起子、田中要次、河井青葉、親友役に前橋出身の岡田浩暉など実力派が揃った。また、大崎と渋川の故郷でもある群馬でオールロケを行ない、地元の方々のバックアップのもと記念碑的な作品が完成した。
不惑の年を前にして未だに迷い日々もがき、女たちに振り回されながら、映画監督として再起をはかる男の姿を優しく描き出す。全編モノクロームの映像で贈る、愛すべきオトナたちの再生物語。

予告編::http://youtu.be/7yw3W64vtM8

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52784

執筆者

Yasuhiro Togawa