レイドバック・コーポレーション配給、映画『ウィークエンド・チャンピオン〜モンテカルロ1971 』(初夏公開予定)のポスタービジュアルが解禁されました。

1971年、モーターレース・ファンの映画監督ロマン・ポランスキーが友人の世界チャンピオン、ジャッキー・スチュワートとともにF1最大のビッグイベント、モナコ・グランプリの週末を共に過ごしたことから、1本の映画へと昇華され、1972年にベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映されました。
その後、倉庫に埋もれていたフィルムが奇跡的に発見され、40年の時を経て、ポランスキーとスチュワートがモナコ・グランプリの週末を改めて語り合った本作は、F1の歴史、モナコの空気をスクリーンを通して伝えてくれる作品です。

解禁されたポスターには、華やかなモナコの街並みを背景に、若き日のポランスキーとジャッキーの2ショット、命を懸けて戦うことで人々を魅了しロックスターのように絶大な人気を誇った1970年代のF1ドライバーの輝き、鳴り響くエンジン音が聞こえてきそうなF1マシンの姿、色あせることのない40年前のモナコ・グランプリの華やかな週末そのものがちりばめられています。

初夏の公開まで今しばらくお待ちください。

■Jackie Stewart(ジャッキー・スチュワート)
1939年生まれ、イギリス、スコットランド出身1965年、BRMからF1に参戦。8戦目のイタリアGPで初優勝を達成する。
1969年、開幕からの8戦で6勝という記録を作り初の世界チャンピオン。F1通算勝利は27回。
スチュワートは偉大なチャンピオンとしてだけでなく、F1の安全性について、誰よりも使命感を持ち啓蒙していったことで知られる。

■Roman Polanski( ロマン・ポランスキー)
ポーランド人の映画監督。1962年「水の中のナイフ」で監督デビュー。
その後「吸血鬼」「ローズマリーの赤ちゃん」「マクベス」など話題作を生み出し、時代の寵児と言える映画監督となる。
当時からモーターレースの大ファンとして知られ多くのF1ドライバーと交流があった。
2002年公開の「戦場のピアニスト」でカンヌ映画祭パルムドール、アカデミー監督賞を受賞。

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執筆者

Yasuhiro Togawa