三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』が6月20日(土)に公開いたします。
この度、『TOKYO TBIBE』(2014年8月30日公開)公開後、アクロバティックな本格アクションが話題騒然だった現役女子高生の坂口茉琴が、本作ではパンチパーマでさらなる壮絶なアクションを披露しております。

園子温監督が井上三太の人気漫画を実写化した『TOKYO TBIBE』で、ヒロインのスンミ(清野菜名)とともに大男たちに立ち向かい、アクロバティックなアクションで注目を集めた坂口茉琴。観客からは、小柄さと中性的な容姿ゆえ “小学生の男の子?”といった声があがる場面もあったが、実は現役の女子高生。アクションが大好きだという坂口は、世界で評価を受けるアクション俳優であり、『TOKYO TBIBE』でアクション監督を務め、戦劇者・坂口拓とは血縁にあたることでも有名な匠馬敏郎の元でトレーニングをしていたところを園監督に見出された逸材だ。

坂口は3月で高校を卒業したばかりだが、2014年4月〜5月にかけて撮影された『極道大戦争』では、当時現役女子高生ながらパンチパーマで壮絶アクションを披露!ヤクザといえばパンチパーマ!ということで、三池監督が行きつけの床屋に足を運び、カツラではなく地毛で勝負!借金苦で一家心中を図ろうとしていたところを組長・神浦(リリー・フランキー)に助けられたものの、その神浦を狙う刺客に父親を無残に殺害されたことで、ヤクザヴァンパイアとなって復讐するマサル役を演じ、大斧を振り回して暴れ狂う。

坂口は「女子高生の自分がパンチパーマをあてるという貴重な体験をさせていただき、極道大戦争には感謝するばかりです!初めて自分のパンチパーマを触った時は女ながらも興奮してしまいました!」と初のパンチパーマに興奮したよう。「人生初のパンチパーマで挑んだ極道大戦争、ビシッときめた自分の頭に負けない様に気合いを入れて挑みました!アクションシーンでは三池崇史監督やアクションチームGocooさんのおかげもあり、楽しくアクションすることが出来ました。狂犬役のヤヤンさんにも凄く優しくしていただいて、自分のシーンの撮影を見守ってくれた時は凄く心強かったです!
パンチパーマ姿の自分を沢山の方にみていただきたいです!!」と気合たっぷりで挑んだ撮影を振り返る。

劇中では最強伝説をもつヤクザヴァンパイアである組長・神浦が、敵対する羅漢組の組長(ピエール瀧)との抗争の後、何者かに殺される。その神浦の遺志を受け継いだ影山(市原)が、その敵討ちの刺客と戦いながらヤクザヴァンパイアとして覚醒していく姿が描かれる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa