2014 年、ほぼ無名のキャストながら、日本国内の映画祭での上映を行い、多くのファンを生んだ本作が、満を持して劇場公開されます!
第 8 回 田辺・弁慶映画祭史上初の、グランプリ、観客賞、女優賞、男優賞の 4 冠を授賞。他にも、映文連アワード 2014、長岡インディーズムービーフェスティバル、横濱 HAPPY MUS!C 映画祭でのグランプリなど各地での上映を行ってきた本作。
地方都市、群馬県藤岡市を舞台に、アラサー、独身女子の悩みを、そして、現代の空気を丁寧にすくい取ることで、女性の支持だけではなく、あらゆる世代の観客に“生きている今”を思い起こさせる本作。
今日よりも明日は良くなるなんて誰にもわからない…それでも「ひとまずすすめ」

◆市役所戸籍課に勤める主人公に斉藤夏美
◆主人公の父親に山田雅人
◆街コンで知り合うガラス職人に木村知貴
◆結婚を機に突然帰ってくる弟に小林優斗
◆離婚騒動ばかり起こす中年のおばさんに赤間麻里子

【監督コメント】
「地方都市を描いた作品を作るということ」を、この数年、製作をしてきました。群像劇の匂いを残しつつ、1 人の人間の悩みを描いていた作品です。キャストは、ずっと一緒にやりたいと思っていた人たちにお願いして、仕事をしました。とても自然体でシンプルに芝居をやってくれたことが、とても良かった。そして、実際に群馬県藤岡市出身の斉藤夏美さんなら美幸を等身大で演じられると思いました。撮影では、役になりきりリアルに演じてました。彼女自身にも、この美幸の抱える悩みというものがあったと思います。家族、結婚、友人と言った人生の日々の問題や営みを丁寧に描いたこの映画は人間の体温が感じられる作品になっています。」

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa