真実がズレている
記憶を失くした刑事
その事件の真相は23年前に決まっていた
閑静な住宅街で起こった殺人事件。それは遺体から手首を切り落とすという猟奇的なものだった。奇妙な殺人事件をめぐって繰り広げられる本格派サイコサスペンスでありながら、ラブストーリーの側面を持つ本作。緻密に展開されていく「刑事ドラマ」と主人公を支えようとする恋人との「純愛ドラマ」サスペンスとラブストーリーが交錯する、心に響くクリミナル・ラブストーリー、それが映画『ストロボ ライト』である。

関西発!! 日本映画界の大きなムーブメント、大阪芸術大学。
石井裕也(『舟を編む』)、熊切和嘉(『私の男』)、山下敦弘(『もらとりあむタマ子』)、呉美保(『そこのみにて光輝く』)に続き、またひとり大型監督が登場した!!

監督の片元亮は本作が劇場公開デビュー作となる完全無名の映画監督。中島貞夫に師事し、多くの映画監督を輩出、いまの日本映画界を支える大阪芸術大学出身の本格派の大型新人監督だ。
本作の制作は、2010年伊丹市の後援を受け開始した。東京を舞台にした物語でありながら伊丹市を中心に関西での撮影を敢行。スケールの大きな映画作りを関西という地域にこだわって実現させた。
自主製作の枠を大きく超えた、新人監督とは思えない、その本格的な作品は関西の映画界で大きな反響を呼び、大阪・京都・神戸での先行劇場公開では多くの観客が劇場につめかけた。その『ストロボ ライト』が満を持して東京に上陸する。

公式ホームページ
http://www.strobelight-movie.com/

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執筆者

Yasuhiro Togawa