三池崇史監督、市原隼人主演の映画『極道大戦争』が6月20日(土)に公開いたします。
この度、本作で組長役を務めたリリー・フランキーがアクションシーンに初挑戦し、ピエール瀧と闘争シーンのエピソードとともに、場面写真、撮影終了直後の監督との3ショットのオフショット写真を解禁。

三池崇史監督、市原隼人主演『極道大戦争』で、リリー・フランキーが初めてアクションシーンに挑戦したことが明らかになった。最強伝説をもつヤクザヴァンパイアである組長・神浦役を務めたリリーは、出演シーンのほとんどがアクションシーンで、撮影前は夜も眠れなくなるほどの大興奮だったという。「アクションシーンを演じること自体が初めてだったので、分からないことばかりだったのですが、撮影はとても楽しかったです。これまでは、自然体な感じの役で呼んでいただくことが多かったので、汗を流すとか、身体を動かすということを、ほとんど経験したことがなくて。そういう意味でも、今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあとも高揚している感じでした」と当時の撮影を振り返る。

リリー・フランキーとは、ヒール役で話題になった『凶悪』以来の共演となったピエール瀧は、対立する極道の組長・羅漢役で出演。リリー・フランキー演じる組長・神浦が、ひとり羅漢組に攻め入り、手下たちとの壮絶な大立ち回りの後、ピエール瀧が演じる組長・羅漢を追いつめ、対決するという緊迫したシーンで共演している。

公私ともに親交が深い二人は撮影当時を振り返り、リリー・フランキーは「今回、瀧を斬るシーンがあったんですが、瀧だったら刀が当たってもいいかなと(笑)。なので、やりやすかったです」と語り、ピエール瀧は、「リリーさんにバッサリ斬られるところのアクションシーンは、リリーさんのことを一切信用していませんでした。ずっと、これ当たるんじゃないかと思ってました」と語り、お互いを信用しているのか信用していないのかわからない絶妙な駆け引きがあったことを明かした。

劇中では最強伝説をもつヤクザヴァンパイアである組長・神浦(リリー・フランキー)が、敵対する羅漢組の組長(ピエール瀧)との抗争の後、何者かに殺される。その神浦の遺志を受け継いだ影山(市原)が、その敵討ちの刺客と戦いながらヤクザヴァンパイアとして覚醒していく姿が描かれる。

冒頭から繰り広げられる、リリー・フランキーとピエール瀧の激しい抗争シーンに、是非ご期待ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa