日本を発祥に進化を遂げたハリウッド製ロボットアクションが世界を席巻する中、“全長8メートルの警察用ロボット”という唯一の空想を除いて、我々の現実と何ら変わらない日常を背景に、突如起こるテロと対峙する警察組織の戦いを極めてリアルかつ壮大なスケールで描く、日本ならではのスーパーリアル・ロボットアクションが誕生する!1988年の誕生以降、従来のロボットアニメの常識を覆すリアルな描写が熱狂的な支持を集め、ロボットジャンルの 代表作の一つとなった「機動警察パトレイバー」。
そのアニメシリーズを手掛け、後に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などで世界が認めるクリエイターとなった押井守を監督に迎え、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』として遂に実写プロジェクトが実現!
2014年4月より上映開始した全7章シリーズを経て、遂に大幅にスケールアップした長編劇場版が完成となりました。全長8mの実物大レイバーや防衛省の全面協力によるリアルな映像と、日本を代表する CGスタッフが結集した最新VFXの融合による迫真の映像世界が幕を開ける!

この度、日本のアニメ・特撮に多大なる影響を受けたと公言するギレルモ・デル・トロ監督から「パトレイバー」への応援コメントが到着しました!!『パシフィック・リム』公開時の来日キャンペーンでも日本の映像作品が描くテクノロジーについて賞賛し、特に「パトレイバー」からは『パシフィック・リム』で登場するイェーガー(人型ロボット)のストライカー・エウレカを製作する際にインスピレーションを受けたと、具体的に語っております。そんなギレルモ・デル・トロ監督が選ぶ好きなロボットベスト10の中にも「パトレイバー」はランクイン。その敬愛ぶりが伺えるギレルモ監督から以下のようにコメントを頂戴致しました!

【コメント】
人間とテクノロジーの関係を、誰よりも深く壮大に描く、押井守は、私の偉大なるお手本です。
(ギレルモ・デル・トロ「パシフィック・リム」監督)
デル・トロ監督のみならず、「攻殻機動隊」の実写化プランを発展させて「マトリックス」を生み出したウォシャウスキー姉弟や、最新作「チャッピー」でイングラムに似ているロボットを登場させたニール・ブロムカンプ監督など、多くのクリエイターに影響を与え続ける押井監督作品。実写となった「パトレイバー」が、更にどの様な影響を与えて世界的にどの様な化学反応を示すのか、今後も楽しみです!!
ハリウッドの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督から届いた「パトレイバー」と押井監督への愛が溢れるコメントを是非、ニュースとしてご紹介いただけますようお願い致します!!
ビックプロジェクトの最終章であり、到達点となる本作は、押井守監督自身の監督・脚本により、最新鋭4Kカメラ撮影による驚愕の高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるド迫力サラウンド音響で完成!日本映画史上、かつてないほどの迫力で迫る、<スーパーリアル・ロボットアクション>にご期待ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa