2015年6月、『マッドマックス』に新たな伝説が刻まれる。
シリーズの創始者であるジョージ・ミラー監督が、『ダークナイト ライジング』で凶暴な悪役ベインを演じたトム・ハーディを主演に迎えたシリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の日本公開が、2015年6月に決定した。
メル・ギブソンが演じたマックスを受け継いだトム・ハーディーに加え、アカデミー賞®女優であるシャーリーズ・セロンがスキンヘッドで登場、巨大トラックを操るボスを演じていることでも話題になっている。
また、イギリスの映画専門誌「Empire Magazine」が選ぶ2014年ベスト・トレイラー第1位には、コミコンで輝いた!2位『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、3位『スター・ウォーズ エピソード7(仮)』を押さえての堂々の1位獲得は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への期待値の高さと、映像の《マッド》な破壊力が高く評価された結果といえるだろう。
そして今回、トム・ハーディ演じる主人公マックスをとらえた衝撃の場面写真3点が一挙公開となった。

最も衝撃的な一枚は、マックスが捕らえられ、猿ぐつわで足蹴にされているカット。そして、車上で顔面マスクをした男と格闘しているカットが続く。更に、チューンナップされたバイクで砂漠を駆るマックスの姿へと続く。ティザービジュアルでも紹介された愛車”インターセプター”だけではなく、今回はバイクでの疾走も用意されているから期待は高まるばかりだ。
資源が枯渇し、都市が消滅、法も秩序も崩壊した荒涼たる未来世界を舞台に、日常に勃発する水と石油の争奪戦が始まろうとしている。生き残りたければ、奪うしかない世界。荒涼たる砂漠を舞台に、容赦ない弱肉強食、躊躇の余地なきサバイバルが勃発する。
奪うか、奪われるか。狩られるか、逃げ延びるか。生き抜くための本気の疾走。二輪、四輪入り乱れる映画史上最もマッドなノンストップカー・バトルがトップスピードで暴走する。
今回解禁された場面写真を見ているだけで、映画史上最も過激なハイパー・リアルアクションの誕生を予感させる。

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執筆者

Yasuhiro Togawa