LA現地時間の本11日に、アカデミー賞前哨戦の、第72 回ゴールデン・グローブ賞の受賞が発表され、『アリスのままで』(原題:STILL ALICE)の主演ジュリアン・ムーアが主演女優賞(ドラマ部門)を受賞。 また彼女は既に、他の全米映画賞にて、10個の女優賞部門を受賞、今回のゴールデン・グローブ賞受賞で11冠を達成!2月発表の本年度アカデミー賞の<主演女優賞>も最有力との呼び声も高く、遂に念願のオスカー受賞へ王手をかけることとなりました。『アリスのままで』は6月下旬より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他全国ロードショーが決定しております。

★ナショナル・ボード・オブ・レビュー 最優秀主演女優賞受賞!
★ワシントンDC批評家協会賞 ★ゴッサム賞 ★ハリウッド映画賞 ★パームスプリングス国際映画祭 ★女性映画批評家協会賞
★サンフランシスコ映画批評家協会賞 ★シカゴ映画批評家協会賞 ★サウスイースタン映画批評家協会賞
★ヒューストン映画批評家協会賞

50 歳にして若年性アルツハイマーと診断されたアリス。
日々記憶を失っていく彼女は、あとどれくらいアリスでいられるのだろうか-—
愛する妻を、尊敬する母を、私たち家族は、ただ、黙って見守るしかできないのか・・・

ニューヨーク、コロンビア大学で教鞭をとる言語学者のアリスは50歳。ある日の講義中に、突然言葉が思い出せなくなり、ジョギング中に自宅への帰り道すらも分からなくなる。 彼女の病名は若年性アルツハイマー。家族の介護も空しく、日々、記憶や知識が抜け落ちていく中、ある日アリスは、パソコンに、かつての自分からのビデオメッセージを発見する。自分が自分であり続けるために、かつてのアリスが自身に託したメッセージとは・・・?

原作は全米を感動と涙で包み込んだベストセラー小説。本作の監督はリチャード・グラッツァーとウォッシュ・ウエストモアランドの 2 人。グラッツァー自身も、ALS(筋委縮性側索硬化症)という病気と闘いながらの撮影となった。キャストは、主人公のアリスを、『めぐりあう時間たち』のジュリアン・ムーア、夫のジョンには『ブルージャスミン』のアレック・ボールドウィン、長女のアンナを『スーパーマン・リターンズ』のケイト・ボスワース、次女リディアを『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートたちというハリウッドの豪華な演技派が勢ぞろいし、病気の苦悩や葛藤、そして家族の絆の物語を見事に演じている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa