この度、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショーとなります“車椅子の天才物理学者”スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描く感動のヒューマン・ラブストーリー『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything)の日本公開日が3月13日(金)に決定いたしました。

ジェーン・ホーキング著『Travelling to Infinity: My Life with Stephen』の映画化である本作。理論物理学者の立場から宇宙の起源の解明に挑み、現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士を演じるのは、『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを演じたエディ・レッドメイン。徐々に身体中の筋肉が衰える難病ALS(筋委縮性側索硬化症)に侵されていく難役を熱演し、新境地を開いています。
またホーキング博士を献身的に支える妻ジェーン役には、『アメイジング・スパイダーマン2』出演のフェリシティ・ジョーンズ。余命2年と宣告を受けたホーキング博士との結婚を選び、希望を持ち続け共に困難を乗り越えようとする強い女性を好演しています。監督は、ビルの谷間を綱渡りする大道芸人にスポットを当てた『マン・オン・ワイヤー』でアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したジェームズ・マーシュ。ホーキング夫妻の人生の節々に、ブラックホールや時間といったホーキング博士の研究テーマをシンクロさせた演出が、作品をより味わい深いものにしています。

先日発表の第72回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞(ドラマ部門)、主演男優賞/ドラマ部門(エディ・レッドメイン)、主演女優賞/ドラマ部門(フェリシティ・ジョーンズ)そして、作曲賞(ヨハン・ヨハンソン)の主要4部門にノミネートされている本作。いよいよ1月11日(現地時間)に、受賞結果が発表となります。また、エディ・レッドメインはアカデミー主演男優賞最有力候補との呼び声も高く、期待は高まります!
ゴールデン・グローブ賞の行方とともに、本作に是非ともご注目ください!

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執筆者

Yasuhiro Togawa