来年1月24日より公開する映画『二重生活』、この度公開に合わせロウ・イエ監督の来日が決定いたしました。2010年公開の『スプリング・フィーバー』以来、約5年ぶりの来日となります。

監督の来日に合わせ、現在様々なイベントを企画しております。
第1弾は、1/26(月)に渋谷アップリンクにて開催決定。兼ねてよりロウ・イエ監督の大ファンと公言する曽我部恵一さんとの対談です。

◆概要◆
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ロウ・イエ監督来日イベント第1弾決定!!

曽我部恵一×ロウ・イエ監督対談
僕らが“愛”を歌い、描き続けるその理由

“愛”とは人間にとって日常的な問題であり、ある種の政治的、社会的問題の1番のシンボルでもあるとロウ・イエ監督は言う。ミュージシャンと映画監督、同じ表現者として、それを歌い、描き続ける両者の考える“愛”とは一体!?
兼ねてより、監督の大ファンを公言し、何か近いものを感じるという曽我部恵一さんとロウ・イエ監督との対談、遂に実現!

【日時】:2015年1月26日(月) 
18:50上映スタート 20:30 トークイベントスタート
【会場】:渋谷アップリンク(東京都渋谷区宇田川町37-18)
【ゲスト】:曽我部恵一(ミュージシャン) × ロウ・イエ監督
【料金】:一般¥1,800 / 平日学割¥1,100 / シニア¥1,100 / UPLINK会員¥1,000
詳細・ご予約はこちらから→http://www.uplink.co.jp/?post_type=event&p=34804
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<プロフィール>

■曽我部恵一(そかべ・けいいち)
1971年生まれ。ミュージシャン。 1994年にサニーデイ・サービスとしてデビュー。2001年よりソロ活動を開始。2004年には自身のレーベル<ROSE RECORDS>を設立。 ジャンルや形式にとらわれることなく、唯一無二な歌を追求すべく活動を続けている。 2014年10月、サニーデイ・サービスの4年ぶりのNEWアルバム『Sunny』を発売。 最新作は、12月24日リリースのソロアルバム『My Friend Keiichi』。http://www.sokabekeiichi.com

■ロウ・イエ監督
1965年劇団員の両親のもと、上海に生まれる。1985年北京電影学院映画学科監督科に入学。『ふたりの人魚』(00)は中国国内で上映を禁止されながらも、ロッテルダム映画祭、TOKYO FILMeX2000でグランプリを獲得。1989年の天安門事件にまつわる出来事を扱った『天安門、恋人たち』(06)は、2006年カンヌ国際映画祭で上映された結果、5年間の映画製作・上映禁止処分となる。禁止処分の最中に、中国では未だタブー視されている同性愛を描いた『スプリング・フィーバー』が、第62回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。パリを舞台に、北京からやってきた教師と、タハール・ラヒム演じる建設工の恋愛を描いた『パリ、ただよう花』は第68回ヴェネツィア国際映画祭のヴェニス・デイズ、および第36回トロント国際映画祭ヴァンガード部門に正式出品された。2011年に電影局の禁令が解け、中国本土に戻って撮影された本作『二重生活』は、第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式招待。ほか、第7回アジア映画大賞(アジアン・フィルム・アワード)で最優秀作品賞ほか3部門を受賞。中国現代文学の代表的作家でありロウ・イエと親しい友人でもあるピー・フェイウー(畢飛宇)の小説を原作にした『ブラインド・マッサージ(英題:Blind Massage/原題:推拿)』は第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞。日本では2014年9月にアジアフォーカス・福岡国際映画祭にて先行上映された。

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執筆者

Yasuhiro Togawa