2015年12月18日(金)、遂に全人類が待ち望んだ『STAR WARS:THE FORCE AWAKENS(原題)』が公開となる。
公開まで1年を切った2015年初旬、第66回 さっぽろ雪まつり(2015年2月5日(木)〜11日(水・祝))の目玉として、大通西4丁目「STV広場」に「雪のスター・ウォーズ」が登場。この大雪像は、世界で初めてルーカス・フィルムが公認したもので、映画の配給元のウォルト・ディズニーがそのデザインの監修にも携わって実現した。

発表された雪像デザイン模型でもひときわ目を引くのは、「スター・ウォーズ」シリーズの象徴で世紀を超えてファンに支持されるダース・ベイダー。稀代の悪役が持つ「恐怖・迫力」とともに、「苦悩・悲哀」も表現。その左には帝国軍の機動歩兵ストーム・トルーパー、後方には細かい部分まで精巧に再現された宇宙戦闘機タイ・ファイターと宇宙要塞デス・スターもあしらわれている。暗黒卿として全身黒ずくめのダース・ベイダーも今回ばかりは、真っ白い姿での公開となる。

これまでにも、さっぽろ雪まつりでは、名探偵コナン(第53回(2002年))、アンパンマン(第41回(1990年))、キン肉マン(第36回(1985年))、ルパン三世(第35回(1984年))、鉄腕アトム(第32回(1981年))、宇宙戦艦ヤマト(第30回(1979年))、など人気キャラクター達が製作されてきた。また、その時代の世相を反映した雪像も作られ、社会状況を表す側面もあった。そしてそのバトンは<STAR WARS YEAR>となる2015年、ついに「スター・ウォーズ」に託され、ハリウッドのスタジオが本格的に監修し製作される初めての大雪像となる。

エンターテイメント界だけにとどまらず、世界を変えるほどの“神話”となった「スター・ウォーズ」。それは既に“映画”という枠を越え、オリンピックやサッカーワールドカップと並ぶ世界最大のイベントとして大きな注目を集めている。世界を熱狂させる<STAR WARS YEAR>が、いよいよ幕を開ける。

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執筆者

Yasuhiro Togawa