2015年1月10日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座他にて全国公開となる、映画『シン・シティ 復讐の女神』(配給:ギャガ)。
“究極の刺激”と激賞された前作『シン・シティ』から9年——。「バットマン」シリーズや「300<スリーハンドレッド>」の原作者フランク・ミラーの伝説的グラフィック・ノベル「シン・シティ」から最も人気の高いエピソード2話と新たに書き下ろした2話で構成される本作。欲望渦巻く罪の街で、腐敗した権力に汚されたアウトサイダーたちの壮絶な復讐劇を描きます。監督は前作に引き続き、『スパイキッズ』シリーズのロバート・ロドリゲスと、フランク・ミラーの黄金コンビ!!
出演者には、前作からのジェシカ・アルバ、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリスら豪華キャストに加え、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ジョシュ・ブローリン、エヴァ・グリーンなど曲者たちが新たに集結。疾走感溢れるアクションとクールな映像美と共に、魂を揺さぶる男と女の熱きドラマに重きが置かれた本作は、前作を凌ぐ超娯楽アクション大作へと進化を遂げます!

この度、本作の主要キャラクターである、 “シン・シティ”=罪の街の女神 ナンシー(ジェシカ・アルバ)、心優しき野獣 マーヴ(ミッキー・ローク)、この街の最後の正義 ハーディガン刑事(ブルース・ウィリス)、愛に溺れる探偵ドワイト(ジョシュ・ブローリン)、傲慢なギャンブラー ジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)、姦悪のヴィーナス エヴァ(エヴァ・グリーン)、計7名のキャラクター別ポスターが到着いたしました!ポスターには、各キャラクターの決め台詞が書かれており、“シン・シティ”の世界観通りの、スタイリッシュでホットなデザインとなっています。

ナンシーの決め台詞は「わたしは、もういない。あるのは復讐だけ」。前作では汚れのない美しく優しい女の子だったナンシーは、愛する人を失った悲しみから、本作では復讐の女神と化します。この台詞にはしぶとい女戦士に生まれ変わろうとする確固たる決意が込められています。
マーヴの決め台詞は「大切なものは、力ずくで護るしかない」。感情のコントロールができない乱暴者であるにもかかわらず、友人のためなら何でもやるマーヴ。自身が妹のように思うナンシーが苦悩し、自暴自棄になる様子を心配したマーヴは、ナンシーを必死で守ろうとします。人々を殴り倒すようなはみ出し者でも本当は信義に厚く、どんな時でも正義を求める男であることがこの台詞から伝わります。
ハーディガン刑事の決め台詞は「愛する者が苦しんでいるのに、抱きしめることさえできない」。前作ではナンシーを守る為、自ら命を絶ったハーティガン。本作ではナンシーを助けたいのに見守ることしかできないもどかしさと切なさが現れています。
ドワイトの決め台詞は「俺の中の怪物が、目覚めようとしている」。過去に裏切られ、金持ちの元に去っていった魔性の女エヴァに助けを求められ、また裏切られるとわかっていても再び心を奪われてしまうドワイト。愛により理性を失ってしまうドワイトの成れの果てを想像せずにいられない台詞です。
ジョニー決め台詞は「勝負はまだ、終わっちゃいない」。一攫千金を夢見て、“シン・シティ”の絶対権力者ロアークにポーカー勝負を挑み、圧勝するもひどい報復をうけるジョニー。しかし、ジョニーはそれに懲りず再び勝負に挑みます。諦めることを知らない、かわいくも生意気なジョニーの性格がよく現れていいます。
エヴァの決め台詞は「男なんて、ただの道具」。典型的な魔性の女であるエヴァは、男性たちを虜にする危険な女性。自分の手に入れたいものを手に入れる為元恋人で、自身が裏切ったドワイトを利用するエヴァは、小悪魔を通り越して悪魔といえます。しかし、どんな男性の理想にもなれるエヴァがこの台詞を吐き出すと、かっこよく思えてしまうのは不思議です。
そしてラストはロドリゲス作品二度目の出演となるレディ・ガガ

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執筆者

Yasuhiro Togawa