本作の監督スティーヴン・ダルドリーは初監督作『リトル・ダンサー』から一貫して、子供から大人への過渡期である力強くもピュアな心を持った14歳の少年を起用し続け、子供の成長を描いてきました。そして本作でも3人の14歳の少年が主人公として活躍します。

そこで今回監督がこだわり続ける“14歳“というテーマにちなみ、「龍馬伝」以降、人気子役として活躍を続ける濱田龍臣さんと、最年少お笑いコンビ「まえだまえだ」のボケ役としてお茶の間のアイドルとなった前田旺志郎さんをお呼びし、身も心も成長した姿をビフォーアフターで披露、さらにどちらがより大人っぽく、めざましい成長を遂げたかの判定を人気のモデル・マギーさんにしていただきました。

イベント登場時、少年ぽかった2人がガラリと雰囲気を変え大人びた姿で再登場すると、マギーさんは、「すごく大人っぽい!ときめいちゃいました!」と本当に驚いている様子。
マギーさんへ大人PRタイムに、前田さんは服装のことではなく「サウナと水風呂を何往復もしてます!」と大人を通り越しまさかのオヤジ発言が飛び出し、笑いを誘いました。

日本を代表する“14歳”濱田龍臣、前田旺志郎×マギー登壇イベント 概要

■日時:12月15日(月)
■会場:東京テレビセンター(中央区日本橋浜町2丁目62-6)
■登壇者:マギー/濱田龍臣、前田旺志郎

<イベントの様子>

MC:本日は『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』公開記念イベントにお越し頂きまして誠にありがとうございます。
本作の監督スティーヴン・ダルドリーは初監督作『リトル・ダンサー』から一貫して、子供から大人への過渡期である力強くもピュアな心を持った14歳の少年を起用し続け、子供の成長を描いてきました。

子どもから大人へ大きく成長を遂げる象徴的なこの年齢の魅力を、今回は余すことなく伝えていこうと考えています。
今日はこのスペシャルイベントに、日本を代表する14歳のお2人、濱田龍臣さんと、前田旺志郎さんをお呼びしております。
そして、本作でルーニー・マーラ演じるボランティア教師が少年たちの成長を目の当たりにするというシーンが出て参りますが、本日は14歳のおふたりの成長を見届けて頂くために、モデルのマギーさんもお迎えしております。
それでは、お待たせ致しました。 マギーさんです!大きな拍手でお迎えください。
マギーさん、一言お願いします。

マギー:マギーです。映画のイベントは初めてで緊張しています。
よろしくお願いします。

MC:映画のタイトルのように、最近は輝きを放つようなご活躍のマギーさんですが、実際に本作をご覧になっていかがでしたでしょうか?映画のご感想をお聞かせください。

マギー:すごくテンポが良かったです。
子供たちが純粋で正義感がとても強く正義に向かって突っ走る姿が清々しかったし、ハラハラドキドキです!ハッピーエンドで笑顔になれる作品でした。

MC:今日は日本で一番有名な14歳のお2人、濱田龍臣さんと、前田旺志郎さんをこれからお迎え致します。
マギーさんはお2人のことはご存じだと思いますが、どのような印象をお持ちでいらっしゃいますか?

マギー:前田くんは数年前に1度仕事をしたことがあるんですが、濱田くんは初めてなので楽しみです。

MC:それでは、ダルドリー監督が長年こだわって描き続けてきた特別な年齢“14歳” のお2人をお呼び致しましょう。
濱田龍臣さん、前田旺志郎さんです。拍手でお迎えください。
それでは、一言ずつご挨拶をお願いします。

濱田:濱田龍臣です。よろしくお願いします。

前田:前田旺志郎です。よろしくお願いします。

MC:ご自身と同じ年齢の少年たちが活躍する本作ですが、ご覧になっていかがでしたか?

濱田:ジェットコースタームービーみたいでした!
3人の男の子たちが希望に向かって突っ走っていくところが面白かったです!

前田:始め30分くらいは残酷なシーンもあって「うわぁ!」てなってたんですけど、途中から少年たちの冒険がとても面白かったです。

MC:濱田さんも前田さんも主人公3人の少年たちと同じ14歳ですが、お2人をご覧になってみてどうですか?

マギー:もっと小さいイメージだったのにいつの間にか大きくなっちゃって・・・
(濱田くんは)14歳より上に見えますね。前田くんは、、14歳に見えます。(笑)
でも自分が14歳だった頃と比べると2人は大人っぽいし、芸能界にもいるせいかしっかりしていますよね。

MC:主人公の3人の少年たちは実際にブラジルのスラム街で生活をしていた素人の少年たちを起用しています。
ご覧になって、苦労しただろうなと思う点や、この演技は難しそうだと思った点などございましたでしょうか?
俳優として大先輩の濱田さんいかがでしょうか?

濱田:いろいろ大変だったと思いますが、ありのままの姿で良いと思います。
大変そうだなと思ったシーンは、屋根づたいに逃げるシーンです。
とても怖そうですよね。

MC:本作は実際に撮影が終了するまで8か月間、撮影開始時には全く顔も見たことのなかった少年たちが今では親友になったということですが、その様なご経験はございますか?
また現場で早く仲良くなるコツなどございますか?前田さんいかがでしょうか?

前田:初日から2日目くらいにとにかく話しかけますね。
それで毎日一緒におったら仲良くなれると思う。

MC:現在、お2人は14歳ですが、実際、まだ子供だと思いますか?
それとも大人だと思いますか?

濱田:電車だと大人料金を払わないといけないけど、
子供だからって叱られたりしますよね・・・だから矛盾が多いなって思います。

前田:両方じゃないかと思います。
子供感もありつつ、大人感もあるみたいな。

MC:さて、これまでは、濱田さん、前田さんの“14歳”の幼い印象の残る一面をご覧いただいておりましたが、これからお2人には“14歳”の大人っぽい一面を見せて頂こうと思います。

<濱田さん、前田さん大人っぽい服装へ衣装替え>

改めて、マギーさんには本作の魅力についていろいろとお話をお伺いいたします。

Q. 本作で特に印象的なシーンはどちらでしたか?

マギー:子供たちがお金をまくシーンですね。
自分たちのためだけじゃなく、みんなのことも考えて街全体を変えようとする気持ちが伝わってきました。

Q. 映画と同じように、サイフを拾ったら、マギーさんならどうしますか?

マギー:大人として届けますよね。(笑)
(中身が)気になるけどちょっと怖いですもんね。

Q. 登場する3人の少年たちはそれぞれキャラクターが異なっています。
リーダーのやんちゃなラファエル、「正しいことをしたい」という正義感の強いガルド、天真爛漫なラットと、マギーさんご自身はどの少年近いですか?

マギー:主人公のラファエルかなって思います。

MC:14歳の少年が活躍する映画ですが、実はマギーさんの同時代のころのお写真をお借りしてきました。
中学生時代、クラブ活動に励んでいらっしゃるお写真です。

Q. マギーさんはどのような14歳をお過ごしでしたか?
昔からこんなに可愛くてさぞかしモテたんじゃいですか?

マギー:バスケ部のキャプテンをやってました。
バスケのことしか考えていなかくね、バスケ命って感じでした。
ショートカットで、負けず嫌いで・・・だからモテなかったですよ。

Q. マギーさんが14歳の時の同級生の男の子にどのような印象を持っていますか?

マギー:当時は14歳ってもっと大人な感じがしましたね。

Q. 希望に輝いていた少年たちのお話でしたが、
マギーさんは14歳の時にはどのような希望を抱いていらっしゃいましたか?

マギー:高校でもバスケをすると思っていたので、
(バスケが)もっと上手くなりたいと思っていました。

Q.今の希望はどんな希望を思い描いていらっしゃいますか?

マギー:とにかくもっとテレビに出てみたいです。
30代、40代になってもモデルを続けていきたいので、
体系維持や美容について頑張りたいですね。

MC:それでは、濱田さん、前田さんに今度は、14歳の少年の持つ大人っぽさを最大限引き出したお姿でご登場頂きます。
そして、マギーさんに向けて一言、大人らしさをアピールをしていただきますので、マギーさんにはどちらがそのギャップが大きかったかを選んで頂きたいと思います。
それでは、準備が整ったようですので、“大人っぽく”変身を遂げた、14歳のお2人に再度ご登場頂きましょう。拍手でお迎えください。

<濱田さん、前田さんの幼少期時代の写真がモニターに映し出された後、2人が登場>

すっかり先ほどのイメージとは変わってグッと大人っぽくなりましたね。
今回の“大人らしさ”のポイントをそれぞれ教えてください。

濱田:普段仕事であまりかぶらない帽子です!

<前田さんは勢いよくくるっと1回転してみせる>

前田:見てください!石田スタイルです。ノーソックス!
(上着を指指しながら)こっちは綾野剛さんを意識してみました。
こういうのよく着ているかなって。
(家で)服を探していたらお母さんのがあって「これでいいや」って。(笑)

MC:マギーさんおふたりのお姿を見て、いかがですか?

マギー:黒の服を着ると一気に大人っぽくなりますね。

MC:それではお一言ずつ、“大人らしさ”をアピールして頂きましょう。
まずは濱田さんからお願いします!

濱田:今173cmくらいあるんですが、まだ伸びしろがあると思います!(笑)

MC:ありがとうございました。お次に前田さん、お願いします!

前田:サウナと水風呂を何往復もしてます!
どうですか!大人でしょ!?

マギー:それおじさんじゃない?(笑)

<会場爆笑>

MC:ありがとうございました。マギーさん、いかがでしたでしょうか?
どちらの14歳が大人びてギャップが大きかったでしょうか?

マギー:どうしよう・・・
前田くんのおじさんも可愛かったけど、伸びしろがある濱田くんに1票!
私は(身長が)171cmあるんですが、14歳で173cmってときめいちゃった!!

前田:身長を言われたらな〜。。

マギー:でも前田くんモテるんじゃないの?

前田:とってつけたように!全然モテへん。モテるように見えます?
いつもアホみたいなことしてるしな。

濱田:それが逆に可愛いと思うよ。(笑)

MC:それでは最後に、本作のオススメをお一言ずつ、お願いいたします。

濱田:この映画は、14歳の3人の少年たちが繰り広げる壮大な冒険です。
来年1月9日を楽しみにしていてください!

前田:最初は子供たちが警察にやられてしまうだけど、後半は警察を倒すスカっとする映画です。是非、見てください。

マギー:少年、大人を翻弄してスカッとしたり、ハラハラドキドキします。
家族や友達、カップルで見ても楽しめる映画だと思います。
年明け一発目、晴れやかな気持ちになれる映画です、是非ご覧ください。

MC:ありがとうございました!
本日のゲスト、マギーさん、濱田龍臣さん、前田旺志郎さんでした!
ありがとうございました!

      以上

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執筆者

Yasuhiro Togawa