この度、広島でミニシアター館での動員記録を塗り替えるほどの大ヒット上映となった映画『ラジオの恋』が、2月21日(土)より新宿武蔵野館他にて全国公開が決定いたしました。
 本作の舞台は広島。人気ラジオパーソナリティが体験する不思議な現象を通してラジオへの「愛」を描くファンタジーな物語です。ラジオ業界の人たちにとっては、厳しい現実を突きつけられるようなリアルさを盛り込みながらも、こよなくラジオを愛する人たちに向けて贈る温かなメッセージが詰まった作品に仕上がっています。

 主演の人気パーソナリティを演じるのは、RCCラジオで毎朝2時間半の生放送を中心に、バラエティー番組から、ドラマ、執筆、歌手活動など、様々なジャンルで活躍し、熱狂的なファンを持つアナウンサー横山雄二。そして、広島出身のお笑い芸人アンガールズの田中卓志と山根良顕が役者として脇を固めます。脚本を手がけ、メガホンをとったのは、ディスカバリーチャンネル、ディズニー・テレビジョンなど、海外の放送局で多くの映像作品を手がけ、国際色豊かな映像を手がける時川英之。更に、本作の挿入歌には、同じく広島出身の矢沢永吉の「トラベリン・バス」と「アイ・ラヴ・ユー,OK」が起用され、本作の魅力に大輪の花を添えてくれました。

 そして公開決定に伴い、主演の横山雄二、時川監督からのコメントも到着いたしました。
 時代が移り変わろうとも、ラジオへの愛は、不滅です!そんなラジオファンのために、そしてラジオで青春時代を過ごした全ての人に贈る作品になりました。

【主演・横山雄二 コメント】
小さな小さなラジオを巡るお話しが、全国のみなさんに大きな大きな感動を届けられれば幸せです。まるでラジオの電波のように…。

【監督・時川英之 コメント】
広島のカリスマである横山さんのラジオ局で起こった実話を組み合わせ、面白おかしなファンタジーに飛躍させた物語です。これはもちろんフィクションですが、この話に出てくるラジオを大好きな人たちと、小さな録音ブースから何かを必死に伝えようとする彼らの思いは、本物です。

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執筆者

Yasuhiro Togawa