『アナと雪の女王』のウォルト・ディズニー・スタジオ最新作で既に “「アナ雪」以上の名作”との呼び声高い映画『ベイマックス』(12/20公開)。この度、11月29日(土)より銀座三越で[『ベイマックス』の世界展]を開催することがわかった。

映画『ベイマックス』は、東京とサンフランシスコを融合したかのような架空都市“サンフランソウキョウ”が舞台。さらに、東京国際映画祭にて、ディズニー・アニメーション史上初の日本でのワールドプレミア開催と世界最速上映や、世界に先駆けストーリーが解禁された<マンガ連載>の大型企画、など、ディズニー・アニメーションがかつてないほど“日本”に近づき、徹底的な日本リサーチと、思いの限りのリスペクトを注ぎ込んで誕生させた限りない優しさを描く、日本と強い関わりを持つ特別な映画。

[『ベイマックス』の世界展]では、どこか懐かしい日本の街並みを思わせるコンセプトアートや、キャラクター紹介、ストーリーパネルの展示が行われる。今回展示されるコンセプトアートとは…デザインや世界観、雰囲気など設定の元となるデザイン・アート。『ベイマックス』では、日本人のイラストレーターである上杉忠弘(『コララインとボタンの魔女』のデザインで日本人初のアニー賞を受賞)や、ディズニー・アニメーション・スタジオのアーティスト、スコット・ワタナベなどが参加し、架空都市“サンフランソウキョウ”を日本人が違和感なく、そして日本人が魅力的に感じる街を創るべく、日本の要素と日本への愛をいっぱいに詰めて描いている。

さらに、ディズニーの正式なPVとして採用された、鉄拳が映画からインスパイアを受けて描きおろした『ベイマックス』オリジナルパラパラ漫画は、公開から1週間で動画再生回数約50万回転を突破するなど「泣ける!」「感動した!」と大きな話題を集めているが、“世界展”では、こちらのパラパラ漫画の原画も展示するという。多くの原画が展示される予定で、その数が一度に見られるのは日本でもここだけだ。ここでしか見られないレアな原画と上記のコンセプトアートが同時に目撃できる、とても貴重な展示会となっている。

本作は、優しすぎるケア・ロボット“ベイマックス”のその白くて丸い空気の詰まったボディでヨチヨチ歩きという愛らしい魅力と、日本との関連の深さから既に大きな話題と人気を得ている。ハリウッド異例の日本との強い関わりを持ち、大きな話題の『ベイマックス』という事もあり、日本公開前の新作映画にも関わらず、作品の舞台裏に迫る[『ベイマックス』の世界展]を開催。会場では等身大の“ベイマックス”と写真を撮れるフォトロケーションを設置するなど、映画公開に先がけ『ベイマックス』の世界と、その優しさにひたれる事間違いなしだ。

■[『ベイマックス』の世界展]開催概要■
11月29日(土)〜12月7日(日)最終日午後6時終了
銀座三越 9階 銀座テラス/テラスコート・テラスルーム(東京都中央区銀座4-6-16)
営業時間:午前10時30分〜午後8時  ※入場無料

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執筆者

Yasuhiro Togawa