ベルリン国際映画祭・カンヌ国際映画祭にて監督作品が上映され、ロカルノ映画祭では審査員特別賞を 受賞。プロデュー サー、俳優としても活躍している山本政志監督最新作品『水の声を聞く』が12月13日 より新宿ケイズシネマにてアン コール上映される。

『水の声を聞く』は、昨 年超低予算映画なが ら異例のヒット作となった大根仁監督『恋の渦』のプロ デューサーでもある山本政志監督が、同作で得た収益を全て投入し製作した。プロデューサーは、大森 立嗣監督『ぼっちゃん』『さよなら渓谷』で、注目を浴 びている村岡伸一郎。
主演は、日本・韓国・ヨーロッパを舞台に活躍を続ける玄里(ヒョンリ)。希望と現実の狭間で揺れ動 き、透明感のある美しさの中に強さと儚さを併せ持つヒロインを力演。また、演技派俳優として幅広く 活躍する村上淳、注目の個性派 趣里 が脇を固める。

作品は、広告代理店がビジネスの為に設立した、フェイク宗教団体『真教・神の水』をめぐり、借金取 りに追われる父親 や、追う追跡者、教団を操ろうとする広告代理店の男、教団に夢を託す女、救済を乞 う信者達に翻弄され、聖と俗の狭間 で苦悩する主人公ミンジョンの成長を軸に、神秘的で力強い映像と 共に、何が「本物」で、何が「偽物」かを問う。

各界から多大な指示を得ている本作品は、東京の他、名古屋・シネマスコーレ、横浜・シネマ ジャッ ク&ベティ、 大阪・シネ・ヌーヴォ他全国順次上映も決定している。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa