先週25日に全国公開され大ヒット中の『イコライザー』で初の娼婦役に挑み、赤毛のショートボブのウィッグに真っ赤なルージュをひき、16歳の肢体をボディコン風の黒いドレスに包み娼婦を体当たりで熱演したことが話題になっているクロエ・グレース・モレッツの新作がクランクインした。
リック・ヤンシー原作によるSFアクション・アドベンチャー小説「The 5th Wave」 がコロンビア・ピクチャーズにより映画化、ついに撮影が開始。(2014年10月23日発表)。
本作はJ・ブレイクソンが監督し、スザナ・グラント(『エリン・ブロコビッチ』)が脚本。プロデューサーにはスパイダーマンシリーズのトビー・マグワイヤーが名を連ねる。
クロエ・グレース・モレッツは主演のキャシー役に決定、米タイム誌が選ぶ“2014年もっとも影響力のあるティーン25名”の一人にも選ばれ、いま最も旬な女優の一人であり日本でも人気、知名度ともにうなぎ登り。そして、他にはベン・パリッシュ役にニック・ロビンソン、キャシーの父役にロン・リビングストン(『死霊館』)、母役にマギー・シフ、謎の若い男性エヴァン・ウォーカー役にアレクス・ロウ、リンガー役にマイカ・モンロー、サム役にザカリー・アーサー、そしてヴォッシュ役にリーブ・シュライバー(『ソルト』)が決定。

「 The 5th Wave」とは
謎の侵略者により4度にわたる攻撃を受け、ほぼ壊滅状態となった現代の地球が舞台。荒廃した地球上に生き残った人々も、いつまた来るかわからない襲撃の恐怖と、人間に紛れ込んだ侵略者により人同士がお互いに不信感を持つ末期的な状況にさらされていた。16歳のキャシーは、致命的となる5度目の襲撃に備えつつ、離ればなれになってしまった弟を救うため、放浪の旅に出る。そこで、最後の希望となりうる、ある若い男性に出会う…。
ヤングアダルト書籍として21週間 The New York Times のベストセラーとなり、ハードカバーは約300,000部を販売、電子書籍としては80,000部を販売。UKでは2014年のRed House Children’s Book賞を受賞。 3部作の2作目The Infinite Sea は先月出版されたばかり。

本作撮影中の様子やメイキング写真、またキャストやスタッフたちのコミュニケーションをファンはソーシャルメディアを通してフォローが可能。「リック・ヤンシーの‘The 5th Wave’ は、今そこで起こっているかのような体験を読者が感じられるのが大きな特徴。登場人物たちは実在する若者の様にふるまう。その感覚を、ファンにも撮影段階から “自分ごと” として共感してもらえるようにしたかった。」とドワイト・ケインズ(米ソニー・ピクチャーズ シアトリカルマーケティング プレジデント)はコメント。Twitter, Facebook, Instagram @5thWaveMovie(英語のみ)で映画や撮影状況のことを映画ファンは常にフォローできる。
『The 5th Wave』の米国公開は2016年1月26日を予定。
日本での公開は2016年G.W公開を予定。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa